無線/光のネットワークの品質評価
非地上系ネットワーク(NTN)の品質を守る航空宇宙評価ソリューション
測定ソリューション一覧
無線/光のネットワークの品質評価
市場状況
衛星通信サービスの多様化
衛星通信サービス業界課題
- 次世代の移動通信︓衛星 - 地上の連動
- 非地上系通信(NTN)の多様化
- セルラ(3GPP)でもNTN強化で議論
- 衛星の急増による周波数不足/干渉︓電波・光・ハイブリッド
課題解決に向けた取り組み
- NTNは、通信衛星・HAPS・航空機・ドローン・船舶 など宇宙/陸海空のあらゆる移動体を多層的に通信
- 実際の搭載環境における通信性能の評価&検証が課題
スループット・遅延の検証
無線/有線などネットワーク性能(スループット・遅延)の検証

ネットワークマスタ プロ MT1000A/MT1040A
製品概要
- 10 M ~ 100 Gbps(MT1000A)、10 M ~ 400 Gbps(MT1040A)
- 評価対象ネットワーク︓Ethernet、OTN、SDH/SONET、Fiber Channel、CPRI/eCPRI など
- GPS同期︓離れた拠点間で単方向の遅延評価も可能。時系列の遅延時間の変動量をグラフ化
- リモート制御︓何処でもつながるオペレーション機能(SORA*︓MX109020A)
- ワンボタンで自動測定︓シナリオ作成&自動化試験。短時間・効率化
*SORA︓Site Over Remote Access
特長
- 遅延測定(GPS同期、時系列の変動量評価)
- ポート間比較︓2ポート測定により2つの回線の性能比較や干渉の有無を検証
- 離れた2地点間の評価
上左図のように専用のGPSレシーバを利用することで、離れた複数拠点(図は2拠点のイメージ)にある測定器の時刻情報を同期させます。片方からタイムスタンプの情報をパケットに載せて送信して、もう片方で受信しますが、送信側と受信側でほぼ同一の時刻情報を持っているので、片方向の遅延でも評価できます。また、遅延時間は時間ごとに変動するため横軸が時間、縦軸が遅延量というグラフ(右図)で確認することもできます。例えば、1秒ごとの遅延量を直感的に把握することができます。また「負荷条件で遅延が変わる」というケースでは、グラフのデータをCSVファイルで保存して複数の条件を比較すると便利です。

遅延時間の変動量のグラフ例
- 同一地点の評価/2ルート比較
上右図のように同一地点で異なるネットワークの品質を評価するイメージです。ネットワーク側でループバックでパケットを返す機能がある場合、測定器から試験パケットを送信して遅延時間を評価します。単体の測定器なので基準となる時刻情報は共通になりますので遅延量を確認できます。このイメージでは、仮に電波と光のハイブリッドに対応したネットワークを想定して、それぞれのスループット・遅延・ジッタなどのネットワーク性能を評価する測定系を想定しています。
- 回線の負荷状況によって遅延が変化するというケースもあるようです。そのため測定器を使って定量的に評価することが重要になります。
特長
- ワンボタンで自動測定
- PCでシナリオ作成
- 本体でシナリオ実行
- 設定・試験・合否判定・結果保存・レポート作成
特長
- リモート制御(SORA)
- ウェブブラウザで簡単操作
- 測定器もスマホ経由で接続
SORA︓Site Over Remote Access
- ワンボタンで自動試験
自動試験機能では、あらかじめPCでシナリオファイルを生成しておきます。シナリオファイルでは、試験項目や手順、合否判定の条件などを保存します。このシナリオを本体で実行することで、自動的に試験を実行します。設定・試験・合否判定・結果保存・レポート作成にかかる作業負担を軽減できます。実証実験など、繰り返し評価をする際にも作業時間を短縮できます。
- リモート制御(SORA)
MT1000A/MT1040Aはリモート制御機能に対応しています。SORAはクラウド技術をベースとしたリモート制御サービスです。ユーザはウェブブラウザでサーバーにログインして、測定器はスマートフォン経由(WLAN/セルラ)でサーバーにログインします。測定結果をクラウドにアップロードしたり、自動シナリオと連携させることで設定・試験・合否判定・結果保存・レポート作成まで一連の工程を自動化することもできます。
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