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multicore fiber test solutions

マルチコア光ファイバ

通信容量の限界を打破

AIやクラウドサービスの発展によって、光海底ケーブルやデータセンタ同士を結ぶ光通信の伝送容量は増加の一途をたどっています。現在利用されているシングルモード光ファイバは1本につき1つの光伝送路(コア)しか持たないため、伝送容量が制限されていました。この制限を打破する技術として、空間分割多重(Space Division Multiplexing:SDM)が注目されています。SDMの代表例が1本の光ファイバ内に複数のコアを独立して設ける「マルチコア光ファイバ」であり、現在業界から注目を集めています。マルチコア光ファイバには、コア同士の結合が強い強結合型と弱い弱結合型があり、特にコア間の干渉を抑える弱結合型は、信号品質の安定性と大容量伝送の両立が期待されています。

Four fibers integrated into one

マルチコア光ファイバの活用先

マルチコア光ファイバは、通信やセンシングなど幅広い分野での活用が検討されています。既に海底光ネットワークでは、実証実験が進められています。

Submarine optical networks

海底光ネットワーク

Data center interconnect

データセンタ間接続(DCI)

Core/metro network

コア/メトロネットワーク

マルチコア光ファイバの試験課題

Inter-core crosstalk of multicore fiber

マルチコア光ファイバは、コア間クロストークが伝送品質に大きな影響を与えることがわかっています。コア間クロストークとは、マルチコア光ファイバ内のあるコアを通る光信号が隣接するコアに漏れ出し、そのコアの光信号と干渉する現象です。コア間クロストークが増えることで光信号対雑音比(OSNR)が低下し、通信品質が悪化します。

このため、クロストークの特性を正確に把握することが、通信品質の維持・向上に不可欠です。また、設計・製造・運用の各段階でクロストークの変動要因を明確にすることで、長期にわたり安定した運用を維持できるようになります。

マルチコア光ファイバの試験ソリューション

マルチチャネルファイバテスタ MT9100Aは、マルチコア光ファイバの伝送品質評価を実現した業界初[*1]のOTDRです。この機器1台で、伝送損失や反射だけでなく、光信号の品質に大きく影響するコア間クロストークを、距離方向に高精度で可視化できます。

MT9100Aは最大4つのコアを同時に測定でき、コア間クロストークに加えて、ファイバの断線箇所や接続部での損失、屈曲などの障害箇所などの光伝送特性をコアごとに一目で把握することができます。

MT9100Aは、マルチコア光ファイバの研究開発からネットワーク構築や運用まで、あらゆる段階で光伝送品質の評価を革新的にサポートします。ファイバを繋ぎ替える必要がなく、複数コアを一括で測定できるため、効率的かつ高精度なネットワークの保守や検査が可能です。また、直感的な操作画面や自動解析機能を備えており、専門知識がない方でも簡単に評価作業を行えます。これにより、現場作業の負担を軽減し、作業効率を大幅に向上させることができます。マルチコア光ファイバ時代に最適な一台です。

 

[*1] 2025年11月現在、当社調べ

Multicore fibers

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ホワイトペーパー:
空間多重分割とマルチコア光ファイバ

本書では、空間多重分割技術について解説するとともに、マルチコア光ファイバの試験課題や最新ソリューションについて紹介します。

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