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Installation and Maintenance of Base Stations

基地局の設置と保守

信頼できる無線アクセスネットワークを提供する

5Gのカバーエリア拡大のために基地局の新規設置や更新が進められています。基地局とモバイル端末との安定した通信を実現するために、基地局の設置の際には、無線通信性能の確認や、電波干渉などの障害を取り除くなどする必要があります。

基地局の設置と保守の課題

Transmission signal and reflected signal from an antenna

課題 1: 設置時の性能確認

基地局の建設では、鉄塔にアンテナを取り付け、アンテナと無線ユニットをケーブルで接続します。このとき、ケーブルでの伝送損失が多かったり、アンテナやコネクタなどからの反射波が大きくなったりすると、モバイル端末との通信効率が劣化して設計したエリア内に適切なサービスの提供が困難になる可能性があります。
また、基地局から送信する電波によりパッシブ相互変調 (Passive intermodulation: PIM) が発生し、受信周波数帯に混信すると、基地局のモバイル端末からの信号受信に影響することがあるため、適切なサービスの提供が困難になる可能性があります。

Interference signals from various radio operational services

課題 2: 干渉波の影響

携帯電話のほかに行政組織、交通機関、工場やオフィスなど、さまざまな場所で無線サービスが利用されています。これらに使用される電波がモバイル環境に干渉することで、モバイル端末との通信速度が低下したり、通信が途切れたりすることがあります。そこで、干渉波対策を講じるためには、はじめに発生源を特定する必要があります。

End-to-end delay time through mobile networks

課題 3: ネットワーク性能の確認

自動運転や機械のリモート制御という用途では、ネットワークの時刻同期、高いデータスループットやレイテンシというネットワーク性能が重要視されます。
簡易的に評価する方法には、pingによる応答時間の測定や、サーバからのダウンロード時間からスループットを測定する方法があります。低遅延(レイテンシ)を実現するためには専用の測定器で正確な測定をする必要があります。

ソリューション

ソリューション 1: 設置時の性能確認の方法


アンリツのハンドヘルドのケーブル・アンテナアナライザやベクトルネットワークアナライザのサイトマスタを活用することで、基地局の設置時に考慮すべきケーブルやコネクタの損失、アンテナからの反射などのリターンロスなどを評価できます。また、定在波比 (Voltage Standing Wave Ratio: VSWR) が高い場合は、反射点までの距離を特定することができます。

さらに、アンリツのハンドヘルドのPIMマスタを利用すれば、モバイル基地局のアンテナやケーブルなどで発生するPIMを検証することができます。


アプリケーションノート:

Pinpointing Sources of PIM on Rooftop and Macro Cell Sites


ホワイトペーパー:

Connecting PIM Master

Distance measurement to the PIM source

Pinpointing sources of PIM

ソリューション2: 干渉波の探索

 

干渉波の発生エリアの推定や、発生源の特定には、ハンドヘルドのアンテナとスペクトラムアナライザの活用が有効です。モバイル・インターフェアレンス・ハンティングシステムは、電界強度のマッピングに役立ちます。

 

Web:

 

アプリケーションノート:

無線カバレッジマッピング機能

Explore the direction which interference waves become stronger

Recording antenna directions on a map

ソリューション 3: ネットワークのレイテンシ、時刻同期測定

 

5Gの特長である「低遅延」を実現するにあたり、2台の測定器を使用して、遠く離れた2点間の片方向遅延を高精度に測定します。
5Gネットワーク間では基地局間の時刻同期を行うために、グランドマスタから周期的にタイムスタンプを配信するPrecision Time Protocol(PTP)が用いられています。ネットワークマスタ プロはGPS受信機で受信した時刻情報を基準として、モバイルネットワーク(基地局間や、基地局とモバイル端末間)の時刻同期精度を測定できます。

 

ビデオ:

MT1000A 5G Field Tests for Low-Latency Applications (英語)

Latency measurement and display example

Time synchronization accuracy (time error) and display example

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