MT9090A ネットワークマスタシリーズのドロップケーブルフォルトロケータ(DCFL)モジュール MU909011A は、FTTH、PON、RRH、CATV などの光アクセス用ドロップケーブルの建設、保守を 1 台でサポートし、作業時間短縮に貢献するポケットタイプ OTDR (光パルス試験器)です。
ネットワークマスタ/ドロップケーブルフォルトロケータ(DCFL)モジュール MU909011A は小型、軽量 (800g)、電池動作可能でありながら、OTDR (光パルス試験器)、可視光源、光パワーメータを 1 台に搭載可能です。
ドロップケーブルフォルトロケータ(DCFL)モジュール MU909011A には、次のような特長があります。
- 光ファイバをつないでスタートボタンを押すだけの簡単操作で、FTTH、PON、RRH、CATV などの光ファイバネットワークにおけるアクセス用ドロップケーブルの故障位置を自動特定できます。
- 1m のイベントデッドゾーンで、建物内部の障害を検出でき、ダミーファイバを内蔵しているため口元コネクタの評価が可能です。
- 1 秒以下のリアルタイム掃引を使って、断続的な障害を確認できます。
- ファイバスコープを接続して、光ファイバコネクタの端面チェックを行えます。
さらに、MT9090A ネットワークマスタシリーズはモジュラー型 OTDR (光パルス試験器) なので、 ドロップケーブルフォルトロケータ (DCFL) モジュール MU909011A の780nm、1550nm モデルを用途に合わせて交換することが可能です。
- 780nm 波長モジュールは、PON サービスへの影響が小さいため、対象ファイバをつなぎ替えずにインサービステストが可能です。
- 1550nm 波長モジュールは、曲げによる障害探索が可能です。
RRH: Remote Radio Head リモートラジオヘッド 光ファイバを使って無線基地局から離れた場所に設置するアンテナ部