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基地局シミュレータ MD8475Bが韓国eCallに対応

2021/05/20
韓国の次世代自動緊急通報システム NG-eCall(4G LTE eCall)に対応した車載機器の評価を実現

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アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、基地局シミュレータ MD8475Bを使用した自動車向け緊急通報システム eCall[※1]試験ソリューションを拡張し、韓国eCallオプションを開発しました。

本オプションを使用することにより、韓国NG-eCall(4G LTE eCall)の試験規格ITSK-WD-19003[※2]に基づいた車載機器評価が行えます。

韓国のeCall対応状況

eCallは、事故が発生した際に緊急連絡センター(PSAP[※3])へ緊急呼接続し、事故情報を音声信号で送信するシステムです。早期通報による救命率の向上や重症化の防止が期待されています。韓国では、将来的にすべての新型車にeCallシステム装備を義務化する予定です。これに伴い自動車メーカは韓国eCall開発を加速しています。

製品概要

基地局シミュレータ MD8475Bは、eCallが運用されるモバイルネットワークをお客さまのラボ内に擬似的に構築することができます。eCall Tester MX703330Eは、eCall車載器とPSAP間の通信シーケンスをエミュレートできるソフトウェアです。

MX703330Eに、今回開発した韓国eCallオプションを追加することにより、ITSK-WD-19003で定義される韓国eCallの機能試験およびエンドツーエンドでの音声評価を疑似的な4G LTEネットワークで行えます。

eCall搭載のテレマティクス制御ユニット(TCU)は、LTE-Advanced通信方式を搭載することにより高速大容量化をサポートし始めています。アンリツは、業界初のギガビットLTEとNG-eCall IVS[※4]の評価を基地局シミュレータ MD8475B一台で実現し、TCU試験の効率化と試験コスト低減に貢献します。

MD8475Bについてもっと詳しく

ECALL SOLUTIONについてもっと詳しく

用語解説

[※1] eCall
無線通信ネットワークを用いて、重大な自動車事故の発生時に緊急通報を行うシステム。救援到着時間が短縮されるほか、本人が通報できないような場合でも自動通報できるため救命率の向上が期待されている。
[※2] ITSK-WD-19003
ITS Koreaが定めた、韓国eCall(NG-eCall)に適応される端末とサーバー間のインタフェース試験方法に関する規格。
[※3] PSAP
Public Safety Answering Pointの略称。eCallシステムの緊急連絡センター。
[※4] IVS
In-Vehicle-Systemの略称。eCallで定義される情報をセンターと通信する車載システム。

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