MT8000A 基地局製造ソリューションの特長
MT8000A 基地局製造ソリューションは、5G基地局のノンシグナリングRF試験が可能なソリューションです。1台でSub-6 GHz帯(FR1)とミリ波帯(FR2)の主な周波数帯をカバーします。
最大4送受信ポートによる製造試験効率化
同時・並列測定による試験時間短縮・測定器の集約により、生産性向上とコスト削減に貢献します。
同時測定
MT8000Aは、最大4つの送受信ポートで同時にRF試験ができます。最大4つのアンテナポートのRF試験を同時に実行することで、複数のアンテナポートを搭載する基地局の試験時間を短縮できます。
並列測定
MT8000Aは、最大4つの送受信ポートで独立してRF試験ができます。従来は1つの試験システムに対して1台の測定器が必要であったのに対して、最大4つの試験システムを1台で測定できます。測定器を集約することでコストを削減できます。
Sub-6 GHz帯(FR1)とミリ波帯(FR2)の測定器を有効活用
MT8000AとRFコンバータ(MA80003A)を接続することで、ミリ波帯(FR2)の測定ができます。MT8000AはSub-6 GHz帯(FR1)とミリ波帯(FR2)の両方の主な周波数範囲を1台でカバーできます。
Base Station Test Suite for NR mmWave MX800045A / Base Station Test Suite for NR sub-6GHz MX800046Aの特長
5G NR基地局製造試験用のノンシグナリングRF試験ソフトウェアです。5G NRで規定されるSub-6 GHz(FR1)およびミリ波帯(FR2)のダウンリンク信号の信号解析とRF特性を測定します。
信号解析とRF特性を一括で測定
周波数誤差やEVMの信号解析、隣接チャネル漏洩電力比やOBUEなどのRF特性を一括で測定できます。測定項目ごとに信号解析ソフトウェアとスペクトラムアナライザを切り替える必要が無いため、RF試験を短時間で実行できます。
複数キャリアを一括解析
複数のコンポーネントキャリアを一括で測定できます。各コンポーネントキャリアを個別に測定する必要が無いため、マルチキャリア信号の信号解析およびRF特性を短時間で測定できます。
品名・形名 |
サブキャリアスペーシング |
チャネル帯域幅 |
最大コンポーネントキャリア数 |
Base Station Test Suite for NR mmWave MX800045A |
120 kHz |
100 MHz |
8 |
200 MHz |
4 |
400 MHz |
2 |
Base Station Test Suite for NR sub-6GHz MX800046A |
15 kHz |
20 MHz |
2 |
30 kHz |
20, 40, 60, 80, 100 MHz |
カタログ:基地局測定ソフトウェア MX800045A/46A >