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Wireless Remote Tools Icon

ワイヤレスリモートツール

WRT
概要

ワイヤレス
ワイヤレスリモートツールソフトウェアは、LAN経由でアンリツのハンドヘルド測定器と通信します。そのため、さまざまな方法で通信リンクを確立できます。最も簡単な方法は、USB電源対応のWi-Fiルータを測定器に接続して使用する方法です。これによって、たとえば、遠隔無線装置(RRH)が設置されている鉄塔に測定器があるような場合でも、測定者は地上の安全な場所から測定器を操作できます。

モニタ
ワイヤレスリモートツールソフトウェアを使用すると、測定器を遠隔地からモニタできます。これは、特に、断続的に発生する問題や、問題の正確な特性が不明な場合、長期のスペクトラムモニタリングを行う上で非常に効果的です。

操作
ワイヤレスリモートツールソフトウェアでは、測定器のモニタリングに加えて、遠隔操作ができます。このため、測定器から離れた場所にいても、操作に詳しいユーザであれば信号の測定や解析、および測定データの保存を行えます。

ワイヤレス接続
アンリツのハンドヘルドRF測定器とのワイヤレス接続を確立する方法の詳細については、「ライブラリ」タブのアプリケーションノート「Configuring Anritsu Handheld Instruments and the ZyXEL MWR102 Portable Router」を参照してください。

WirelessRemoteTools.jpg

ワイヤレスリモートツール(Wireless Remote Tools™)は、無償でダウンロードできる、アンリツの遠隔操作ソフトウェアです。このソフトウェアは、アンリツのハンドヘルドRF測定器の多くで動作します。ワイヤレスリモートツールソフトウェアを使用すると、アンリツの多様なハンドヘルドRF測定器をワイヤレスでモニタおよび操作できます。これは、測定器に実際に近づけない場合に便利です。


ワイヤレスリモートツールを使用すると、次の操作を行えます。

  • ワイヤレスポケットルータを介して無線でアクセスできます。
  • 高所や遠方にある測定器の画面を地上やオフィスからモニタしたり表示できます。
  • 高所や遠方にある測定器を操作できます。


多くのハンドヘルド測定器におけるファームウエアの機能向上により、本ソフトウエアを使用せずリモート操作を行えるようになってきています。
この新しいファームウエアは順次リリースされています。詳しくはお問い合わせください。

対応測定器

ワイヤレスリモートツールソフトウェアは、次のアンリツハンドヘルドRF測定器で動作します。

  • BTSマスタ:MT8220T、MT8221B、MT8222B
  • サイトマスタ:S331E、S332E、S361E、S362E
  • スペクトラムマスタ:MS2712E、MS2713E
  • PIMマスタ:MW82119A、MW82119B
  • VNAマスタ:MS2024B、MS2025B、MS2034B、MS2035B
  • LMRマスタ: S412E

これらの測定器でワイヤレスリモートツールを使用するには、ファームウェアの更新が必要になる場合があります。次のバージョン以上のファームウェアを使用してください。

  • サイトマスタ:v1.48
  • スペクトラムマスタEシリーズ:v1.48
  • VNAマスタ:v1.15
  • PIMマスタ:v1.04
PC要件

PC要件

アンリツのソフトウェアツールは、次のWindowsオペレーティングシステムを使用しているコンピュータで動作します。

  • Windows XP、Service Pack 2以降
  • Windows Vista(32ビット/64ビット)
  • Windows 7(32ビット/64ビット)
  • Windows 8(32ビット/64ビット)
  • Windows 10(32ビット/64ビット)

また、PCは次の要件も満たしている必要があります。

  • 1 GB以上のRAM
  • 1 GB以上のハードディスク空き容量
ライブラリ
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