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無線通信デバイスの製造ライン用測定器がWi-Fi 7の送受信試験に対応

2023/05/11

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アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、無線通信デバイスの製造用測定ソリューション拡充のため、Wi-Fi 7に対応したユニバーサルワイヤレステストセット MT8870A/MT8872A用のソフトウェア「WLAN 802.11be 送信測定 MX887034A」および、「WLAN 802.11be 波形ファイル MV887034A」を開発し、販売を開始しました。

MT8870A/MT8872Aは、主要なセルラーおよび近距離無線通信規格に対応し、各種無線通信機器やモジュールなどの製造検査に最適な測定機能を提供しています。MT8870A/MT8872Aは、以前からWi-Fi試験(IEEE802.11b/g/a/n/ac/axデバイス)に対応していました。そこに、MX887034AおよびMV887034Aを追加することで、製造用プログラムや製造設備を変えることなく無線LANの最新規格IEEE802.11be(Wi-Fi 7)[※1]で規定されている送受信試験が可能になります。アンリツは、今回のソフトウェアオプション販売により、お客さまの設備投資の効率化に貢献いたします。

開発の背景

スマートフォン・タブレットなどに加え、家電や自動車、工場などあらゆるものがネットワークにつながることで、IoTデバイスは今後増加することが見込まれています。IoTデバイスの増加とそのデバイスに接続されるコンテンツのリッチ化により、今後もネットワークのデータ通信量は増え続けることが予想されます。一方で携帯電話を中心としたセルラー通信網のデータ通信容量には限界があり、トラフィック過多を回避するために無線LANを使ったデータオフロードの役割が重要度を増しています。

無線LANの最新規格であるWi-Fi 7は、チャネル帯域幅の拡張・変調方式の多値化によるデータ容量の拡大に加え、マルチリンク機能を採用することで混雑したネットワーク状況でも通信の安定性を改善します。Wi-Fi 7の導入で、より快適な通信環境を実現できるため、Wi-Fi 7対応デバイスの需要が高まることが期待されます。

そこでアンリツは、お客さまが効率的にWi-Fi 7対応デバイスのテスト環境を追加できるよう、MX887034AとMV887034Aを開発いたしました。

アンリツは今後も、さまざまなテストソリューションを開発し、お客さまに提供することで無線通信技術の発展に貢献してまいります。

製品概要

MT8870A/MT8872Aは、各種無線通信機器、モジュールの製造用測定器です。 上限7.3 GHzのシームレスな周波数バンドと200 MHz帯域幅を有し、本体シャーシに最大4つの高性能テストユニットを搭載可能です。

それぞれのユニットで完全に独立した並列測定を実現しており、複数の無線通信機器、モジュールを同時かつ業界最高水準の速度で評価可能です。

また、モバイルデバイスには4G、5G、Wi-Fi、Bluetoothが一般的に搭載されていますが、MT8870A/MT8872Aは1台でこれらの無線通信方式を連続して試験することができ、開発・製造コストの削減が可能です。

MT8870Aについてもっと詳しく

用語解説

[※1] IEEE802.11be
IEEE802.11axの後継規格として標準化が策定されている無線LAN通信規格。Wi-Fi アライアンスにてWi-Fi 7として認定されている。

 

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