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MT1040Aのデータセンター向けソリューションを拡充

2022/02/10
400GBASE-ZRインターフェースやブレイクアウト方式の通信品質評価に対応

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アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、ネットワークマスタ プロ MT1040Aが、DCI(データセンター間接続)回線の低コスト化に貢献する光モジュールのインターフェース規格400GBASE-ZR[※1]に対応したことをお知らせします。また、DCI拠点の負荷軽減を目的としてブレイクアウト方式の通信品質評価を実現する、MT1040Aソフトウェアオプション「イーサネット 4x100G N Port BERT」「イーサネット 2x200G N Port BERT」を開発しました。2月10日から販売いたします。

これらの機能強化により、400GBASE-ZRを使用した回線への移行試験や、ブレイクアウトインターフェースの導入試験が可能となるため、データセンターの構築・拡張のコスト削減に貢献いたします。

開発の背景

5Gサービス、テレワークやオンライン授業の急速な普及、社会的な要請であるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進等を要因として、データセンターの増設が急ピッチで進んでいます。データセンターは、電源・空調システムの制約上、建設後にデータ処理量を大幅に増加させることは困難であり、スケールアップのためには、拠点の追加・分散化が効果的な手段となります。このため、拠点同士を接続するDCI構築の需要が高っています。

DCIには通信キャリアが提供するWDM[※2]回線が広く使われてきましたが、一般的に高価でした。そうした中、WDMシステムのオープン化が推進され、その成果である400GBASE-ZRトランシーバーは、回線の低コスト化に貢献します。しかし、そのトレードオフとして品質担保の一部がDCI回線のユーザに移行し、ユーザ自身が通信品質の評価をする必要が生じます。

一方で、1拠点あたりの効率化も同時進行しています。外部から引き込んだ高速回線を分配するために伝送装置を挟みますが、分配先の低速レート側は、その分だけ多くの接続ポートがあるためスペースを取ります。ブレイクアウトと呼ばれる方式のインターフェースはこの問題を解消します。

例えば400GBASE-XDR4規格では、従来4つの100Gのポートが必要だった装置のパネルに同じ面積の400Gのポートを一つだけ置き、ケーブルで100G×4本に分岐させるため4倍のスペース効率化となります。さらに100Gの1リンクあたりに使う光通信波長も4波から1波になり、レーザ光素子が減るため、消費電力も効率化されます。この、データセンターで導入が進むブレイクアウト方式のインターフェースの導入には、トランシーバーや装置の受入検査が必要となります。

データセンターの進化に伴う新技術が導入されていく中で、通信品質を評価するためのツールにも新しい測定ソリューションが求められているため、今回MT1040Aの機能拡充を行いました。

MT1040Aについてもっと詳しく

対象市場・用途

対象市場
データセンター事業者、通信事業者、通信ネットワーク工事会社、通信設備保守会社、通信機器ベンダー
用途
通信ネットワーク、データセンターの開通・保守・トラブルシューティング、通信装置の品質評価・検証

用語解説

[※1] 400GBASE-ZR
DCI構築で主に用いられる光モジュールのインターフェース規格の一つ。従来の波長分割多重(WDM)システムを用いた伝送に比べて、低コストでデータセンター同士を接続可能とする。
[※2] WDM
Wavelength Division Multiplexingの略。波長分割多重。1本の光ケーブルに、波長の異なる複数の光信号を押しこむことによって、擬似的に複数の光ケーブルとして扱う技術。

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