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MP1900AのPCI Express® 5.0 レシーバテストとUSB3.2x2テストを機能強化

2021/10/25

mp1900a-signalqualityanalyzer

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、シグナル クオリティ アナライザ-R MP1900AシリーズのPCI Express®[※1] 5.0レシーバテスト機能およびUSB3.2x2テスト機能を、それぞれ強化するオプションを開発いたしました。10月25日より販売いたします。

本機能強化では、PCI Express 5.0 CEM[※2]規格で、Link Training[※3]のデバッグに効果的なシーケンスエディタ機能と、リターンチャネルロスを補償するアクセサリーをオプション製品として提供します。また、USB Type-C®コネクタ[※4]の新規格である、USB3.2の2レーン測定に対応したソフトウェアオプション製品も提供します。

MP1900AはPCI Express規格とUSB規格をサポートし、それぞれの規格が抱える測定課題を1台で解決可能です。お客さまの投資効率と評価効率改善に貢献いたします。

背景

5Gサービスにより膨大なデータ量を高速で通信することが可能になり、IoTやAI等の最新テクノロジーが急速に進化しています。同時に、これらの技術革新の基幹となるデータセンタの伝送装置、サーバ、ストレージなどの内部インタフェースとして導入されているPCI Expressも高速・大容量化が進んでいます。

PCI Express5.0の評価では、Link TrainingにてDUTのテストモードへの遷移に失敗した場合の原因特定が困難であることや、コンプライアンステスト[※5]にて、リターンチャネルロスが大きい場合にBER測定できないことが課題となっていました。

また、大容量の動画やファイルデータを高速伝送するためのインタフェースとして、スマートフォン、タブレットPCなどさまざまなデジタル機器に搭載されているUSB Type-Cコネクタでは、高速通信規格としてUSB 3.2(10 Gbit/s x 2レーン)が規格化され、従来の1レーン測定から、2レーンの測定が必要になり測定時間が増えるという課題がありました。

製品概要

MP1900Aは、PCIe、USB、Thunderbolt、400GbE/800GbEなど、ハイスピードコンピューティングやデータ通信インタフェースのレシーバテストをサポートする、高性能BERT[※6]です。

このたび、PCI Express 5.0 のLink Trainingでは、デバッグに最適な専用GUIを持つ、シーケンスエディタ機能(ソフトウェアオプション)を開発しました。PCI Express 5.0 コンプライアンステストでは、Re-Driverセット(アクセサリー)で、DUTのリターンチャネルロスが大きい場合に、ロスを補償してBER測定が可能になりました。

また、2chオプション付きBERTを使用することで、USB3.2 Gen1/Gen2 x1/x2レーンDUTのレシーバテストに対応し、双方向Link Trainingによるレーン数識別、テストモードへ遷移させてからBER測定を行えるUSB3.2x2 Link Training(ソフトウェアオプション)を開発し、あわせて、測定手順を自動化するオートメーションソフト(GRL社製)にも対応しました。

MP1900Aについてもっと詳しく

  • PCIe, USB, Thunderboltのレシーバテストソリューションページはこちら

主な特長

PCIe Gen5 のレシーバテストの課題を解決

  • PCIe5.0専用シーケンスエディタ機能でLink Trainingのデバッグが可能。
  • 外部Re-Driverセットによりリターンチャネルロスが24dB(typ.)までのDUTのレシーバテストが可能。

USB3.2 x1/x2レーン測定に対応

  • USB3.2x2 Link Trainingソフトウェアオプションで従来のUSB3.2 x1レーン測定だけでなく、2レーンの測定にも対応。(PPGとEDは2chオプションが必要)

測定器投資の抑制、テストの負荷低減

  • ハードウェアは2.4G~21Gbit/s(USB3.2)まで対応し、ソフトウェアで~32.1Gbit/s(PCIe5.0)まで拡張可能。
  • 測定手順を自動化するオートメーションソフトは各社のリアルタイムオシロスコープに対応。*

*対応するオシロスコープについては営業担当までお問い合わせください。

Granite River Labs社について

Granite River Labs(GRL)社は高速インタフェースに携わる技術者の皆さまに、多岐にわたるエンジニアリングサービスとテストソリューションを提供しています。テストフィクスチャから超高速の信号を取り扱う測定器まで、業界をリードする企業との強い協力関係をもとに、最高水準の測定器、技術ノウハウ、自動測定ソフトウェアを組み合わせ、理想のテストソリューションを構築しています。

詳細については、こちらをご覧ください。

対象市場・用途

対象市場
ハイエンドサーバ、ハイパフォーマンスコンピュータ、通信機器
用途
高速電子デバイス、チップセット、メモリカード、グラフィックカードなどの研究・開発

用語解説

[※1] PCI Express
コンピュータと周辺機器を接続するためのバス規格の一つ。伝送速度により、Gen1からGen5まで規格化されている。
[※2] CEM
Card Electromechanicalの略。PCI-SIGで制定され、カード、マザーボードの電気的、機械的仕様を定めた規格。
[※3] Link Training
PCI Express、USBなどのインタフェース規格で、機器が接続された後に、同期を取りリンク確立させるために機器間で行われるプロセス。
[※4] USB Type-C®コネクタ
2014年に策定された上下左右対称24ピンのUSBコネクタ。USB Implementers Forumの登録商標。
[※5] コンプライアンステスト
PCI-SIGが制定したテスト方法、合否判定基準により認証を得るために実施されるテスト。
[※6] BERT
Bit Error Rate Testerの略。デジタル信号の誤り率を測定する測定器。

関連リンク

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