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アンリツとEMITE社、IEEE 802.11ax対応のTRP/TIS OTA測定統合ソリューションを発表

2020/04/10

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アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、スペインのEMITE社との協業により、最新のWLAN規格であるIEEE 802.11axに対応した統合ソリューションを提供することを発表します。

今回の協業による統合ソリューションは、アンリツのワイヤレスコネクティビティテストセット MT8862AとEMITE社のE600リバブレーションチャンバーを組み合わせることにより、IEEE 802.11ax対応デバイスの総合放射電力(TRP)と総合等方向受信感度(TIS)を再現性の高いOTA[※1]試験環境で測定することを実現します。

WLAN試験のための通信プロトコルと最適化された性能を持つこの統合ソリューションは、市場の最新デバイスのパフォーマンスを高い信頼性で保障します。また、最新のWLAN規格であるIEEE 802.11axを測定できることにより、顧客とサービスプロバイダーが性能に自信を持って、自社のWLAN対応デバイスを市場に提供できるように支援します。

EMITE社のCFOであるLorenzo J. Martínez-Moya Scharpf氏は、次のように述べています。

「アンリツのワイヤレスコネクティビティテストセット MT8862Aと当社のE600リバブレーションチャンバーを使用して、IEEE 802.11ax規格に対応する新たな統合ソリューションを開発できたことを誇りに思います。私たちは、計測設備投資の効率を高めて、コストを削減するためにこのソリューションに関心を示している、世界中の大手企業と連携を始めています。」

また、当社IoTテストソリューション事業部 プロダクトマネージャーである隨念 英生は次のように述べています。

「高品質のWLAN製品でブランド価値を高めるため、OTA測定によるWLAN性能試験の需要が高まっています。 近い将来、IEEE 802.11axは次世代標準規格となるでしょう。EMITE社の最先端のチャンバー製品とコラボレーションした、OTA測定統合ソリューションを世界中の市場にリリースできることを誇りに思います。」

製品概要

ワイヤレスコネクティビティテストセット MT8862A

MT8862Aは、WLAN搭載機器のRF評価用測定器です。

アンリツの特許技術により、現在使用されている主要なWLAN規格であるIEEE 802.11ac/axのすべてのデータレートでRF評価が行えます。

ネットワークモードとダイレクトモードに対応していることにより、WLAN搭載機器のRF送受信特性(送信電力、変調精度、受信感度など)のための測定環境を試験用途に合わせ、フレキシブルに提供します。

MT8862Aについてもっと詳しく

EMITE社について

EMITE社(スペイン)は、スペインのカルタヘナ工科大学からスピンアウトしたハイテク企業です。同社は5G、LTE-A、Wi-Fi 6E[※2]を含む世界各国の2G~5G規格および予備規格のパフォーマンステストやコンプライアンステスト、プレコンプライアンステストに使用するOTAテストシステムを開発、製造、販売しています。ムルシア州(スペイン)のフエンテアラモハイテクパークに本社を置き、25か国に販売代理店を持ち、アメリカ、アジア、ヨーロッパにテストハウスショールームがあります。

EMITE社のOTAテストシステムは国内外で受賞し、通信事業者、OEM、テストハウス、規格団体に採用されています。顧客志向および「テクノロジーは世界を変える」のビジョンのもとに、EMITE社のOTAシステムは、単なるチャンバーを超え、機能と使いやすさの新しい時代にお連れします。EMITE社のMIMO OTAソリューションは、3GPPとCTIAから、標準化されたLTE MIMO OTAコンプライアンステストの候補手法に選ばれています。

詳細については、www.emite-ing.comをご覧ください。

用語解説

[※1] OTA
OTAはOver the Airの略。空間を介して電波の送受信を行い、無線機の性能を測定する。
[※2] Wi-Fi 6E
Wi-Fi 6Eは、2020年1月にWi-Fi Allianceが発表した新たなWi-Fiの規格。IEEE 802.11ax対応で、2.4GHz・5GHzに加えて6GHzにまで対応。

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