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MP2110Aのサンプリングオシロスコープが53 Gbaud PAM4光信号の解析に対応

2018/08/31
100G/200G/400G光デバイスの製造ライン構築を1台でサポート

MP2110A

アンリツ株式会社 (社長 濱田 宏一) は、光モジュール・光デバイスの製造・検査用測定器であるBERTWave MP2110AのサンプリングオシロスコープのPAM4解析機能を拡充。従来の26 Gbaudに加え、53 Gbaudの光信号の解析機能を追加しました。

本機能により、MP2110Aの特長である低ノイズ/高速測定とともに、次世代データセンタで採用される見込みのQSFP-DD光トランシーバ開発と製造評価をサポートいたします。

開発の背景

定額制の動画サービスやクラウドサービスの普及により、データ通信量は増大しています。このため、伝送装置の光インタフェースには100 Gbit/sを超える通信容量が必要とされ、200/400GbEが登場しました。そして、この200/400GbE用伝送フォーマットには、従来のNRZ[※1]方式に代わり、PAM4[※2]方式が採用されています。

現在製造が開始されているCFP8などは26 GbaudのPAM4光信号を使用していますが、将来大量生産が見込まれるQSFP-DDやOSFPでは53 GbaudのPAM4光信号が使用されます。

このため、PAM4光信号の測定ニーズが高まっています。アンリツは従来からこの用途に対応した測定器として、MP2110Aを提供しています。

さらに今回、53 GbaudのPAM4光信号の解析を可能としたことにより、お客さまのニーズに応えました。

製品概要

MP2110AのサンプリングオシロスコープはNRZ信号だけでなく、TDECQ[※3]をはじめとしたPAM4信号の測定が可能であるため、25Gから400Gまでの光モジュールの品質評価を1台で行うことができます。MP2110Aの特長である高速測定はPAM解析測定にも対応しており、光モジュール生産性向上に貢献いたします。さらに、今回53 Gbaudに対応したことで、次世代光モジュールの品質評価も可能になるため、設備投資コストを抑制できます。

今回開発した53 Gbaud解析機能は、PAM4信号の解析機能を追加するソフトウェアオプション (MP2110A-095) に含まれます。

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主な特徴 (PAM4解析オプション)

簡易な操作で、再現性の高い測定が可能
リファレンスフィルタとイコライザを適応したTDECQ測定ができます。複雑な設定が不要で、他社のオシロスコープと相関のある測定値を再現性良く得ることができます。
低ノイズによる歩留まり向上
3.4μWの低ノイズを実現した高感度O/Eモジュールは、アイ開口の狭いPAM 4信号でも正確な測定を可能とし、歩留まり向上に貢献します。
高速測定による生産性
250 ksample/sの高速サンプリングにより測定時間が短縮でき、生産性の向上に貢献します。

用語解説

[※1]NRZ
Non Return to Zero。デジタル信号を伝送する方式。ビットを0と1の2つの状態で表す。
[※2]PAM4
PAMはPulse Amplitude Modulationの略で、振幅変調により伝送容量を向上させる方式。PAM4は4値での振幅変調方式。
[※3]TDECQ
Transmitter and Dispersion Eye Closure Quaternaryの略。PAM4光信号品質の代表的な測定項目。NRZのアイマスク試験に相当し、IEEE802.3で規定されている。

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