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4台のBluetooth 5搭載機器を同時に評価できる量産用測定器を開発

2017/04/05

2 Mbps LE/Bluetooth Long Range搭載機器の生産性向上を実現

mt8870a-02

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、Bluetooth 5[※1]で仕様化された「2 Mbps Low Energy PHY[※2](以下2LEと略称)と「Bluetooth Long Range[※3]」(以下BLRと略称)に対応した測定ソリューションを拡充。新たに4台のBluetooth5搭載機器を同時に評価できるユニバーサルワイヤレステストセット MT8870Aを4月5日から販売いたします。

MT8870Aは、スマートフォンやIoT機器、通信モジュールなどの大量生産製造ライン用測定器です。

MT8870Aに、今回新たに開発した2LE測定ソフトウェア、BLR測定ソフトウェアを搭載することにより、最大4台の2LE/BLE対応機器の測定が同時に測定できます。

Bluetooth5はIoT、オートモーティブ用通信機器などへの搭載が予想され、生産性の向上に寄与する測定器のニーズが高まっています。

アンリツは、MT8870Aにより、お客さまのニーズに応え、Bluetooth 5対応機器の普及に貢献いたします。


[開発の背景]

Bluetooth 5は、2016年12月にBluetooth SIGが採択した最新規格です。従来のBluetooth Low Energy[※4]の低消費電力性能を維持しながら、高速化を実現する2LEと通信範囲の拡大を実現するBLRが仕様化されたことから、スマートフォン/タブレット端末に加え、特にIoT機器の分野での採用が見込まれています。

IoT機器は、2020年には数百億台のデバイスが稼働するという調査があるなど、今後の急速な普及が予測されており、大量の製品を効率よく製造できる測定ソリューションが必要となっています。

アンリツは、1999年から測定器メーカーでは唯一Bluetooth SIGに参画し、テスト仕様の策定を行っています。

この取り組みを活かし、従来から各種通信機器の大量製造ライン用測定器として提供しているMT8870Aで、Bluetooth 5に対応しました。


[製品概要]

MT8870Aは、2G/3G/LTE/LTE-A、無線LAN/Bluetooth、GPS、FMを含むあらゆる無線通信方式に対応した量産用測定器です。本体シャーシ1台に高性能テストユニットを4個搭載可能です。それぞれのユニットで完全に独立した並列測定を実現しており、最大4台の無線通信機器を同時に評価できます。

今回開発したBluetooth5の2LE測定ソフトウェア(MX887040A-002 2LE 送信測定/ MV887040A-002 2LE 波形ファイル)とBLR測定ソフトウェア(MX887040A-003 BLR送信測定/MV887040A-003 BLR 波形ファイル)をMT8870Aにインストールすることにより、2LE/BLRのRFテスト仕様に完全準拠したRF試験(Basic Rate[※5] Enhanced Data Rate[※6]、Bluetooth Low Energy、Bluetooth Audio[※7] のパワー、周波数、変調[※8]精度、受信感度など)が高速、かつ容易に行えます。


[主な特長]

■Bluetooth v5 Test Specificationに準拠

2LE測定ソフトウェア/BLR測定ソフトウェアは、Bluetooth v5 Test Specificationに準拠しています。また、主要チップセットとの相互接続試験を実施済みのため信頼性の高い測定結果を得ることができます。

■マルチシステムに対応可能

MT8870Aは、LTE/LTE-Advancedをはじめとするセルラー規格からWLAN/Bluetoothなどのコネクティビティ規格、GNSS、FMまで、現在運用されている各種無線通信規格に対応しています 。これによりBluetooth5に加え、各種無線通信規格に対応したマルチシステムのスマートフォンやIoT機器の評価が1台で行えます。

[ MT8870Aについてもっと詳しく ]

[ Bluetooth 5に関するアンリツのソリューションはこちら ]

[対象市場・用途]

対象市場

Bluetoothモジュールベンダ、スマートフォンを含む完成品ベンダ

用途

Bluetooth 5 2LE/BLR対応機器・デバイスの物理層(RF)試験


[※用語解説]

[※1]Bluetooth 5
Bluetooth SIG(近距離無線規格の「Bluetooth」の仕様を策定する団体)が2016年12月に発表したBluetoothの最新規格。

[※2]2 Mbps Low Energy PHY
Bluetooth 4.2の2倍となる2 Mbpsでの通信を可能とする技術。

[※3]Bluetooth Long Range
Bluetooth 4.2の通信範囲(到達距離)を4倍にする技術。

[※4]Bluetooth Low Energy
低消費電力のBluetooth規格。Bluetooth 4.0、4.1、4.2 BLEともいわれる。

[※5]Basic Rate
Bluetoothベースバンド層におけるパケット転送レートの一種。

[※6]Enhanced Data Rate
Bluetooth 2.0から導入され、2 Mbps π/4-DQPSKか3 Mbps 8DPSKを用いてより高速な転送レートを実現できる。

[※7]Bluetooth Audio
Bluetoothを使用してオーディオ信号を伝送するための規格。

[※8]変調
無線通信システムでは、情報を電気信号に変換して伝送する。変換した電気信号を電波に乗せるための処理を変調と呼ぶ。

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