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テレダイン・レクロイとアンリツが協業し、PCI Express Gen4試験システムを構築

2017/09/20

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)と、テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社(代表取締役 原 直)は、PCI Express 4.0 (PCIe Gen4)の試験自動化ソリューションを提供するために、協業することを発表しました。アンリツのシグナル クオリティ アナライザ-R MP1900A BERTとテレダイン・レクロイのデジタル・オシロスコープ LabMaster10Zi-AおよびQPHY-PCIe-Tx-Rxソフトウェアを統合した試験システムにより、PCI Express 4.0 (PCIe Gen4)の電気的特性試験や物理層のプロトコル解析、送信機・受信機およびリンク・イコライゼーションの試験を自動で行えるオールインワン・ソリューションを提供し、高速IC、デバイス、ネットワークの開発効率化に貢献いたします。

また、この試験システムは次世代PCIe Gen5への拡張性も備え、開発設備投資コストの低減にも寄与します。

アンリツは2017年10月12日 東京、および10月16日から10月17日 台湾で行われるPCI-SIG[※1] Developers Conference Asia-Pacific Tour 2017にスポンサーとして参加し、PCI Express 4.0のレシーバテストソリューションを展示いたします。


[背景]

スマートフォンやモバイル端末によるデータ通信量の増加に伴い、データセンター内のネットワークインターフェースは200G/400Gイーサネット[※2]に、通信機器バスインターフェースはPCI Express Gen4 (16 Gbit/s)に高速化されようとしています。さらに高速化したPCI Express Gen5 (32 Gbit/s)の検討が開始され、高速化への容易な拡張性、シグナルインテグリティ確保のための設計検証時間短縮、投資コスト低減は重要な課題となっています。


[テストソリューション概要]

アンリツ/テレダイン・レクロイのソリューションは、簡単に32 Gbit/sまで拡張することができるので、PCI Express 5.0 (PCIe Gen5)の要求仕様に適応したエンドツーエンドソリューションをいち早く構築することができます。本ソリューションにより、Complianceテスト[※3]項目のTransmitter Test、Receiver Jitter Tolerance Test、Tx/Rx Link Equalization Testの自動測定が可能になります。


Anritsu MP1900A with Telecyne LeCroy LabMaster


容易な拡張性

PCI Express 1.0 (2.5 Gbit/s)から5.0 (32 Gbit/s)までソフトウェアで拡張可能

設計検証時間の短縮

イベントトリガによる解析機能や高速キャリブレーションアルゴリズムを備えたAutomation softにより波形校正、検証時間の短縮が可能

投資コスト低減

同一のハードウェアでPCI Express 5.0へ拡張でき投資コスト低減が可能


[シグナル クオリティ アナライザ-R MP1900Aの特徴]

シグナル クオリティ アナライザ-R MP1900Aは 32.1 Gb/sまでのBit rateをカバーする高速BERTであり、高精度のリンク・トレーニング/イコライゼーションとリンク・トレーニング・ステータス・ステート・マシーン(LTSSM[※4])解析を実施することができます。本機は、10タップのエンファシス付きパルスパターンジェネレータ、クロックリカバリ付き高感度エラーデテクタ、12 dBのコンテイニュアス・タイム・リニア・イコライザ(CTLE)およびPCI Expressの受信機試験で必要なリンク・ネゴシエーション機能を実装しています。MP1900Aは残留ジッタ115 fs rmsの業界最高レベルの高品質波形により、信頼性の高いジッタとノイズのトレランス試験のサポートに加え、イーサネットに要求されるPAM[※5]信号発生、受信機能を有しております。1台で200G/400GイーサネットとPCI Express評価に対応可能であり投資コストを従来に比べ、約50%低減を可能にします。


[ この製品をもっと詳しく ]

[デジタル・オシロスコープ LabMaster10Zi-Aの特徴]

デジタル・オシロスコープ LabMaster10Zi-Aは、PCIe Gen4の送信機試験と受信機試験の校正に必要とされる25 GHzの帯域を持ち、次期シリアル規格である32 Gbit/sや、さらに高速の規格に対応するために帯域アップグレードが可能です。LabMaster10Zi-Aと近日発表されるQPHY-PCIe4-Tx-Rxソフトウェア・オプションは、PCIe Gen4の送信機、受信機、リンク・イコライゼーション試験で必要な試験をアンリツのMP1900Aと連動させて自動的に実施することができ、設計検証期間の短縮に貢献します。PCI Expressインターフェースのデバッグは実装されたアイパターン解析、ジッタ解析およびプロトコル情報を波形の上と表形式で表示するPCI Expressデコード機能を活用することで、直感的かつ簡便に行うことができます。


[対象市場・用途]

対象市場

ハイエンドサーバ、通信機器

用途

高速電子デバイス、メモリカード、グラフィックカードなどの研究・開発


[※用語解説]

[※1]PCI-SIG
PCI-SIGは、PCIの規格を業界のオープンな規格として管理、運用する業界団体です。組織はメンバーのニーズに合致した業界標準のI/O(Input/Output)規格を策定します。現在PCI-SIGは、800近くの業界トップの企業をメンバーとしています。PCI-SIGの詳細な情報やボードメンバーについては、ウェブサイトwww.pcisig.comを参照ください。PCI ExpressはPCI-SIGの登録商標です。

[※2]200G/400Gイーサネット
IEEE802.3 bsで検討されている次世代イーサネット規格。400Gイーサネットは、1秒間に400ギガビットのデータを伝送。

[※3]Complianceテスト
PCI-Expressにおいては、PCI-SIGが制定したテスト方法、合否判定基準により認証を得るために実施されるテスト。

[※4]LTSSM
Link Training Status State Machineの略。PCI Expressでリンク状態を管理するための機構。

[※5]PAM
Pulse Amplitude Modulationの略。振幅変調により伝送容量を向上させる方式。

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