GIGAスクール構想 校内LANの開通評価
2020年度から動き始めた文部科学省の、GIGAスクール構想では、“1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援 を必要とする子どもを含め、多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育環境を実現する“という目的で、校内の端末やネットワーク環境の整備が行われています。
1人1台の端末がネットワークに接続され、かつ、快適なネットワーク環境の実現が必要となります。
校内LAN ネットワーク構成例
校内LANの仕様では、ネットワークの基幹部分は、原則10 Gbpsでの接続が規定されています。高速で、かつ、信頼性があり、各人が快適なネットワーク環境の実現が要求されています。
このようなネットワーク環境を実現するためには、ネットワークの設計はもちろん、ネットワークの性能検証評価も重要となります。
MT1000Aネットワークマスタプロは、10M~10G、100Gまでのイーサネットに対応し、スループット測定、フレームロス測定、BER測定、遅延時間測定、Ping、トレースルート、トラフィック/エラー/アラームモニタ、パケットキャプチャなど、ネットワークの性能検証評価から、トラブルシュートまで、1台で対応できるイーサネットテスタです。
以下は、MT1000Aの代表構成となります。
- 10/100/1000Mイーサネットまでの構成(1台あたり)
MT1000A×1
MU100010A×1
MU100010A-001×1
- 10/100/1000M~10Gイーサネットまでの構成(1台あたり)
MT1000A×1
MU100010A×1
MU100010A-001×1
MU100010A-011×1
光トランシーバ(規格、波長に合わせてラインナップ)
10GBASE-T用トランシーバ G0396A
- 10/100/1000M~100Gイーサネットまでの構成(1台あたり)
MT1000A×1
MU100011A×1
MU100011A-001×1
MU100011A-015×1
光トランシーバ(規格、波長に合わせてラインナップ)
10GBASE-T用トランシーバ G0396A
校内LAN ネットワーク構成の測定例
さらに、MT1000AにOTDR測定モジュールを追加実装しますと、光ファイバ線路評価もできます。
MU100020A/21A/22A/23A OTDRモジュール
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