Smarter(よりスマートに)
多機能を装備
MS2080Aは、フィールドで頻繁に使用する測定機能をひとつの筐体に統合したスペクトラムアナライザです。フィールドで複数の測定器を持ち運ぶ必要がなくなり、作業者が必要な場所で必要な測定を実行できます。
MS2080Aの代表的な搭載機能は以下です。
標準機能
- スペクトラムアナライザ
- ゼロスパン
- スペクトログラム
- チャネルパワー
- 占有帯域幅(OBW)
- 隣接チャネル電力(ACPR)
- スペクトラムエミッションマスク(SEM)
- リミットライン
- スペクトラム波形の記録/再生
リアルタイム スペクトラムアナライザ(RTSA)機能
最大40 MHzの解析帯域幅を持つRTSAを搭載可能です。RTSAは、スペクトラムアナライザでは識別困難な瞬発的な信号を捕捉できます(POI:2.5us)。またRTSAのスペクトラム密度表示では、高パワーの信号によってマスクされてしまう低パワーの信号も表示・識別できます。

RTSA スペクトラム密度表示
干渉波解析機能
無線スペクトラムへの需要が拡大するにつれて、意図しない、または違法な無線ソースからの干渉の可能性が高まっています。無線サービスの信頼性を確保するために、干渉源の特定、位置確認、干渉軽減を支援するツールが必要になっています。
干渉源位置探索
MS2080A画面のデジタルマップ上に干渉源の方向を表示します。360度回転すると、現在位置での全方向の信号のポーラプロットを表示します。

干渉源の方向を指示

信号のポーラ表示
カバレッジ マッピング機能
受信電波強度をマッピング。広範囲での無線信号のカバレッジ評価が行えます。

カバレッジ マッピング
AM/FM/SSB 復調機能
干渉信号や違法無線の信号をAM、FM、SSB方式として復調し、「音」として再生できます。
これらアナログ変調を用いた違法無線であればその内容が音声として聞くことができるのは当然ですが、デジタル変調やノイズやクリック音などさまざまな特長的な音からその信号が何に起因しているかのヒントになります。

5GNR/LTE FDD/TDD
5GNR 解析機能、LTE FDD/TDD解析機能
5G/LTE基地局の設置や保守時には、信号品質試験や送信機試験を実施します。
MS2080Aは、試験用モニターポートでの試験および、OTA試験の両方に対応しています。

5GNR解析
高精度パワーメータ
別売りのMA24108A等、USBパワーセンサをMS2080Aに接続することで、高確度電力測定が可能になります。アナログパワーメータを画面に表示します。アラーム音付きのリミットライン機能や、Max Hold機能は測定パワーを調整する場合に有効です。
ケーブル アンテナ アナライザ
別売りのサイトマスタ S331PをMS2080Aに接続することで、RFケーブルやアンテナのVSWR測定が可能になります。S331Pはフィールドポータブル測定器の中で最速クラスの掃引速度を実現しており、コネクタやケーブルクランプを叩きながら画面のトレースをモニタすることで障害箇所を探索できます。
Faster(より速く)
最大掃引速度45 GHz/sのスペクトラムアナライザです。約0.1秒で4 GHzの広いスパンを掃引。瞬時に現れる信号も補足し易くなります。
掃引速度 45 GHz/秒
Better(より強く)
厳しい環境下で使うRF測定器に求められる性能・機能とは?
フィールドマスタ MS2080Aは、アンリツのフィールド測定器を長年開発してきた実績・知見を基に開発されました。
MS2080Aは送信基地局で避けられない衝撃や過大な入力に耐えるように設計されています。
スクリーン耐衝撃性 IK08:1.7 kgの鉄のボールを正面300 mmの高さから落としたときの衝撃に耐えられます。
ダメージレベル 5ワット:過大な入力に耐えます。
ソフトキャリングケースに入った状態で防塵・防滴性能:防塵防滴規格 IP52に対応。