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携帯端末生産におけるスループット向上と省スペース化に貢献するラジオコミュニケーションアナライザ

  1. 概要
  2. パラレルフォン測定ソフトウェアの活用 1 -スループットの向上-
  3. パラレルフォン測定ソフトウェアの活用 2 -手動測定と自動測定の同時実行-
  4. パラレルフォン測定ソフトウェアの活用 3 -隣接する基地局の信号として使用可能-
  5. パラレルフォン測定ソフトウェアの活用 4 -W-CDMA端末 テレビ電話試験での利用-

 

概要

現在、携帯端末生産の際、スループットの向上と省スペースが課題となっています。

アンリツは、携帯端末生産の測定スピード、コスト低減、省スペースに寄与するソリューションとして、ラジオコミュニケーションアナライザMT8820C用パラレルフォン測定ソフトウェアMX882010Cを提案します。

パラレルフォン測定ソフトウェアMX882010Cおよび、パラレルフォン測定ハードウェアMT8820C-012をラジオコミュニケーションアナライザMT8820Cに実装することにより、各2ポートのRF、AF、Ethernet、GPIBポートを独立して制御でき、同種類の携帯端末2台を同時に接続・測定できます。

これにより、UMTS構成の場合ではラジオコミュニケーションアナライザMT8820C本体2台分に対して約17%の消費電力削減、および50%減の省スペース化に寄与します。

RF/AF/Ethernet/GPIBをそれぞれ2ポート装備しており、独立した制御が可能です

 

パラレルフォン測定ソフトウェアの活用1 -スループットの向上-

携帯端末生産の最終工程であり、ボトルネックとなりやすい検査工程において「パラレルフォン測定」機能を実装したラジオコミュニケーションアナライザを利用することで、端末生産ラインでのスループットの向上に貢献します。

パラレルフォン測定ソフトウェアの活用 1-スループットの向上-

 

パラレルフォン測定ソフトウェアの活用2 -手動測定と自動測定の同時実行-

Phone1、Phone2の測定をそれぞれ自動/手動操作を可能にしているため、ライン方式の端末生産現場で作業効率・省スペースの改善に貢献します。

 

パラレルフォン測定ソフトウェアの活用 2 -手動測定と自動測定の同時実行-

 

パラレルフォン測定ソフトウェアの活用3 -隣接する基地局の信号として使用可能-

同じ通信システムにおける、Neighbor Cell Monitorの動作確認を1台の測定器で可能とします。

同通信システムの隣接する基地局の信号として使用可能です

 

パラレルフォン測定ソフトウェアの活用4 -W-CDMA端末 テレビ電話試験での利用-

従来、2台のラジオコミュニケーションアナライザMT8820Cで試験をしていたW-CDMA端末のテレビ電話試験を1台で実現します。

20%のコスト削減、50%の省スペースを可能に

 

 


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