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ラジオコミュニケーションアナライザ

MT8820B
この製品は製造中止となっております。 代替品の形名: MT8820C
概要
  • 3.5世代移動通信方式に対応した一体型無線機テスタ
  • 移動端末の送受信の主要RF特性を評価可能
  • 携帯端末生産におけるスループット向上と省スペース化に貢献
  • 移動端末製造ラインのRF調整とRF試験に最適化されてManufacture Test Suiteを準備
ラジオコミュニケーションアナライザ MT8820Bは、30MHz〜2.7GHzをカバーするプラットホームを備えています。専用の測定ソフトウェアとハードウェア(オプション)をインストールして、W-CDMA/HSPA/HAPA Evolution, TD-SCDMA/TD-SCDMA HSDPA, GSM/GPRS/EGPRS, CDMA2000 1X/1xEV-DOおよびPHS/ADVANCED PHS用移動端末の送受信の主要特性を1台で評価できます。  

MT8820Bは先進のDSP技術, 並列測定技術により、移動端末の製造・検査時間を大幅に短縮します。また、一括して処理したい複数の測定項目を自由に選択したり、各測定の繰り返し回数を個別に設定できます。選択した測定項目をワンタッチで一括測定し、送信周波数, 変調精度, 送信電力, 隣接チャネル漏洩電力, 占有周波数帯幅, BERなど、主要な試験項目の合否判定を簡単, 高速に行えます。
MT8820Bでは、2台の携帯電話端末を同時に試験できるパラレルフォン測定機能を搭載できます。本機能によりさらなる各種移動端末生産コスト(直接投資対効果, 省エネルギー), スペースを削減でき、生産効率化に大きく貢献します。
さらに、Manufacturer Test Suite(MTS)を開発、MTSはRF調整とRF送受信試験に特化したハードウェアとソフトウェアの総称です。RF調整とRF送受信試験に特化することで設備コストの低減を実現するとともに、必要に応じて呼接続等さまざまな機能を選択できます。
あらたにTD-SCDMA 方式に対応しました。TD-SCDMA 方式携帯電話端末は、GSM方式へも対応することが予定されていますが、既存のGSM構成と組み合わせれば、1台でTD-SCDMA/GSM試験構成が可能になり、2台の携帯電話端末を同時に試験できるパラレルフォン測定機能とあわせて使用すれば、TD-SCDMA/GSM携帯電話端末の量産に最適です。また、オーディオ構成を追加することで、対向通話試験やオーディオ試験も可能になり、開発段階での音声通話品質の評価も行えます。

 

          
CDMA2000Rは、Telecommunications Industry Association(TIA-USA)の登録商標です。

 

対応システム: W-CDMA/HSPA/HAPA Evolution, CDMA2000®, TD-SCDMA/HSPA, GSM/GPRS/EGPRS, PHS/ADVANCED PHS

ソリューション

ラジオコミュニケーションアナライザ MT8820Bが提供する測定ソリューションを紹介します。

 

携帯端末生産におけるスループット向上と省スペース化に貢献するラジオコミュニケーションアナライザ

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