オプションおよび位相雑音のソフトウェア:
- オプション 007 のデータセキュリティー機能は、ユーザが内部のファイル格納場所に測定セットアップ情報を保存するのを防ぎます。セットアップと測定情報は、外部コンパクトフラッシュメモリモジュール、または外付けUSBのメモリデバイスだけに保存することがでます。
- オプション 17 は、GPIB インタフェーイスを追加します。
- オプション 19 は、アンリツ PSN50 高確度パワーメータセンサのサポートを追加します。
- オプション 89 IF Outputは、ゼロスパン設定において中心周波数37.8MHzでBNC(f)コネクタから出力します。
位相雑音測定ソフトウェア、部品 No.2300-517 は、イーサネットインタフェースを介して MS2719B を制御するため、外部 PC(別売り)上で動作します。 このソフトウェアは複数の位相雑音トレースを選択できるマーカでソースジッタの測定を秒、度、Hz で表示可能です。
ワイヤレステストオプション
MS2719B スペクトラムアナライザは、スペクトラムアナライザ機能のみならず エンジニアや専門技術者が、コンポーネントやサブアセンブリなどワイヤレスシステムの送信機にとって極めて重要なRFと変調の品質を正確に測定するため信頼できる計測ツールです。これらのソフトウェアのテストプログラムは、テストルーチンが 事前に作成されており、ワイヤレス業界の規格に対して信号の性能をテストすることができます。
モバイルWiMAX (802.16) の最新のワイヤレス技術から一般的なGSMまで、ワイヤレスシステムの特定の性能テストに利用できる 15種類の機能試験のオプション、およびその他 6つのシステムフォーマットがあります。 各ワイヤレス規格毎に、RF信号の性能評価と変調性能評価の2つのオプションがあります。 どのシステム方式でも、様々な試験が可能で、テスト機能が実行され画面に結果が出ます。
無線プロトコル |
RF 測定*1 |
復調測定*1 |
GSM/GPRS/EDGE |
オプション 40 |
オプション 41 |
CDMA |
オプション 42 |
オプション 43 |
W-CDMA |
オプション 44 |
オプション 45 |
W-CDMA/HSDPA |
オプション 44 |
オプション 65*2 |
EVDO |
オプション 62 |
オプション 63 |
固定WiMAX |
オプション 46 |
オプション 47 |
TD-SCDMA |
オプション 60 |
オプション 61 |
モバイル WiMAX |
オプション 66 |
オプション 67 |
*1: RF および復調器オプションは単独の変調を測定し、オプション 009 が必要です。
*2: オプション 65 はオプション 45 を含みます。
コンパクトフラッシュメモリモジュールと USBフラッシュドライブを使用すると、トレースとセットアップを数多く保存することができます。 測定はコンパクトフラッシュモジュールに直接保存することができます。 例えば、512MB モジュールには、スペクトラムアナライザの測定を 20,000 以上も保存できます。 イーサネット 10/100 Base-T 接続を使用するリモートプログラミングは、SCPI プログラミングを使って行えます。
イーサネット接続を使えば、製品に同梱されているアンリツのリモートアクセスソフトウェアを使用して、リモートで計測器を操作できるという柔軟性があります。 イーサネットまたは USB接続を使用して、測定結果とセットアップをアップロード、ダウンロードすることができます。
MS2719B には、ユーザーズガイド、マスタソフトウェアツールと USB ドライバを含む CD-ROM、USB A-mini B ケーブル、イーサネットケーブル、USBフラッシュドライブ、コンパクトフラッシュドライブ、N型オス-SMAメスアダプタ、N型オス-BNCメスアダプタが同梱されています。
すべてのMS2719B は、部品や修理に 1 年間の保証付きです。
包括的なワイヤレステストのオプション
- W-CDMA/HSDPA からモバイルWiMAX や TD-SCDMA に対応したテストが可能
- 業界規格に対するオプションテスト: RFおよび変調解析
- 測定および算出されたデータのパラメータを表示
- リミット機能により、合格/不合格判別が容易。製造試験を最適速度で制御