Anritsu Virtual MWC2023特設展示サイトを開設
2023/02/22
デジタルトランスフォーメーションに貢献する革新的なソリューションをWebサイトで展示
アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、2023年2月27日から3月2日までスペインのバルセロナで開催される、モバイル・ワールド・コングレス(Mobile World Congress: MWC)2023への出展に合わせ、Web上の特設展示サイトであるAnritsu Virtual MWC2023を2月27日から開設します。
本展示サイトでは、スペインの会場で展示されている最新の5G規格およびネットワークの発展を支える革新的な測定ソリューションをバーチャルで疑似体験していただくことが可能です。
展示概要
スマートファクトリーや自動運転、メタバースやデジタルツインなどの新しいユースケースをサポートするソリューションや、最先端技術についてオンデマンド配信します。特設サイトで無料登録するだけで、動画視聴のほか、関連するドキュメントをダウンロード可能です。
- PhaseLyncTM技術によるRIS測定の紹介(Greenerwave社との協業)
Greenerwave社のアンテナ技術と、アンリツのモジュールベクトルネットワークアナライザシステム ME7868AのPhaseLyncTMテクノロジーを用い、100m以上離れた場所での位相同期測定によるRIS[※1]性能の評価を紹介します。
- メタバースのユーザーエクスペリエンス(InterDigital社との協業)
テストラボ環境での実網シミュレーションを通して、5G端末、ネットワークの振る舞い、アップリンク帯域幅、遅延や同期など、メタバースの課題が具象化するユースケースのデモンストレーションを行います。
- 自動バレーパーキングのテストソリューション(dSPACE社、アポジット社との協業)
dSPACE社およびアポジット社との協業により、自動運転で駐車を行う自動バレーパーキングType-2に準拠したシミュレーション環境を開発しました。その環境下において、V2Xユースケースのひとつである5Gネットワークスライシングテストをご覧いただけます。
- O-RU向けテストソリューション(Spirent社との協業)
Open RANは、あらゆるベンダーの製品が使用されるモバイルネットワークにおいて柔軟性とインテリジェント化を推進するという概念で、そこでは異なるベンダーの装置間で相互接続検証を正確かつ効率的におこなうことが大きな課題となります。ここでは、テスト効率を改善するソリューションを紹介します。
- 5G基地局の最新フィールドテストソリューション
フィールドマスタファミリーの最新スペクトラムアナライザは、5G ネットワークの機器設置や調整に必要な機能をすべて備えています。インターフェアレンスハンティングなどの機能を含む、フィールドマスタを紹介します。
- アンリツのサービス・アシュアランス
通信ネットワークの保証は、トラブルシューティングや加入者とネットワーク体験の評価から、将来のネットワークのあり方に不可欠な要素へと移行しています。ここでは、監視の自動化、異常検知、プライベートネットワークに関するソリューションを紹介します。
- シアター
2 AoA RRMコンフォーマンステストソリューションや機械学習を使用したテスト時間の短縮などを紹介します。
用語解説
- [※1] RIS
- Reconfigurable Intelligent Surfacesの略。 メタサーフェス反射板の一種で、中継する電波の経路を制御することにより、送信機と受信機間の通信の接続品質を向上させる技術として5GやBeyond5Gで提案されている。
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