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最大43.5 GHzの周波数帯に対応したラックマウント型リモートスペクトラムモニタをリリース

2022/02/14

MS27201Aが高性能の電波監視ソリューションとして9 kHz~43.5 GHzの周波数帯に対応

MS27201A Satellite

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、衛星ダウンリンクで使われる43.5 GHzまでの周波数帯に業界で初めて対応した、リモートスペクトラムモニタ MS27201Aをリリースしました。高いRF性能を備えたMS27201Aと専用PCソフトウェアにより、さまざまな商用および規制環境下での、長期的な電波モニタリングに最適なソリューションを実現します。

開発の背景

近年、新規無線システムの導入や無線局の増加など電波利用の拡大に伴い、ミリ波帯の利用を拡大し、また周波数のひっ迫による混信や干渉などの問題を軽減するために、電波の有効的な利用が求められています。

これらのスペクトラムモニタ市場の成長に伴い、お客さまの無線システムにおける周波数利用の課題を解決するためにMS27201Aをリリースしました。MS27201Aは、43.5 GHzまでの下記要件のさまざまなスペクトラムモニタリング(電波監視)用途で安定した性能を発揮します。

  • スペクトラムのクリア:新規無線システムを導入する場合に、従来の無線システムが停波しているか確認
  • 衛星地上局モニタリング:衛星ダウンリンク信号の干渉監視や、帯域内および隣接する周波数の継続的な監視
  • 共用スペクトラムのモニタリング:共用周波数帯での各無線システムの送信スペクトラムのアクティビティの調査
  • 重要施設のセキュリティ:悪意のある電波干渉を受ける公共施設(駅や空港、政府機関など)の電波監視と早期検出
  • 干渉モニタリング:一時的に、さまざま通信システムがアクティブになる大規模イベントでの通信システムの干渉監視
  • 規制の施行:大都市圏での電波送信を規制。認可済の通信システムの相互干渉の可能性を低減

製品概要

リモートスペクトラムモニタ MS27201A

MS27201Aには、オプションにより対応する上限周波数が9 GHz、20 GHz、43.5 GHzの3つのモデルがあります。衛星ダウンリンクに適した110 MHzの広い測定帯域幅は、43.5 GHzモデルを伴って、衛星ダウンリンク周波数に完全対応します。表示平均ノイズレベル(DANL)は-164 dBm(代表値)、3次インターセプトポイント(TOI)は+20 dBm(代表値)であり、正確な信号検出と測定整合性を両立します。

特長

  • 新しい衛星ダウンリンク周波数に対応する43.5 GHzの上限周波数
  • PC上のGUIソフトウェアで操作(アンリツのハンドヘルド製品と同等のGUI)
  • コントロールセンタで、1台のPCから遠隔にある複数のMS27201Aを制御し、広域の現在のスペクトラムを表示
  • Visionソフトウェア MX280001Aと連携してスペクトラムモニタリングを実行。ユーザ独自のソフトウェア開発は不要
  • IQキャプチャ機能(オプション)により、オフラインでの信号の詳細解析が可能
  • LTEおよび5G復調機能(オプション)や狭帯域信号の変調品質を評価するVSAソフトウェアにより、モニタリング機能をさらに拡張可能
  • 高い信頼性で24時間365日のスペクトラムモニタリングを実行。内蔵のウォッチドッグタイマによりMS27201Aをリセット。また、電源断が発生した場合、電源回復時にMS27201Aは自動的に動作を再開
  • 筐体は、19インチラック幅、高さ2U。最小限のスペースでシステムに設置
  • 電源は15ワットの電源から供給し、ラックの温度上昇を最小限に抑制

対象市場・用途

対象市場
衛星放送事業者、通信事業者、携帯電話事業者、他
用途
各種電波状況のモニタリング

関連リンク

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