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アンリツが5G NR FR1/FR2 OTA測定でBluetest社と協業

2020/06/15
1つのOTAチャンバーで5G NR FR1/FR2両方のOTA測定を実現

mt8000a-top

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、スウェーデンのBluetest社との協業により、5G NR(New Radio)端末のOTA(Over The Air)測定における、新たな統合ソリューションを提供することを発表します。

アンリツとBluetest社は、従来からLTE/5G NR FR1(サブ6GHz帯)におけるOTA測定の分野で協業しています。

このたび、Bluetest社のOTAリバブレーション測定システムRTS65が、5G NR FR2(ミリ波帯)において、CATR(Compact Antenna Test Range)に対応しました。

これにより、アンリツのラジオ コミュニケーション テストステーション MT8000Aと組み合わせることで、新たに5G NR FR2でのOTA測定に対応しました。

これまでLTE/5G NR FR1と5G NR FR2のOTA測定を行うためには、別々のOTAチャンバーが必要でしたが、本統合ソリューションでは、1つのOTAチャンバーで双方のOTA測定が可能となります。これによりLTE/5G NR端末開発や、通信事業者受入試験のLTE/5G NR OTA試験環境構築において、設備コストの低減や省スペース化を実現します。

統合ソリューションの概要

本統合ソリューションは、アンリツのラジオ コミュニケーション テストステーション MT8000Aとラジオ コミュニケーション アナライザ MT8821C、Bluetest社のOTA Reverberation Test System RTS65から構成されています。

MT8000Aは、5G NRの高速大容量通信(eMBB)で必要とされる広帯域信号処理とビームフォーミング[※1]を含む、最新の5G NR技術をサポートするテストプラットフォームです。プロトコル試験に加え、2.5GHz、3.5GHz、4.5GHzなどのサブ6GHz帯から、28GHzおよび39GHzのミリ波帯までの5G NRの各バンドにおけるシグナリングRF測定をサポートしています。

MT8821Cは、1台で2G/3G/LTEの携帯端末のRF送受信測定や最大スループット測定などが行えます。

Bluetest社は、リバブレーションチャンバーとCATRを同じチャンバーの中で組み合わせることにより、RTS65独自のOTAリバブレーション測定システムを開発しました。これにより、RTS65はOTA測定に要する時間を最適化し、研究開発における生産性を向上させます。最大16個の測定ポートを搭載し、28GHzと39GHzのミリ波帯を含む、5G NR測定をサポートしています。また、測定コンピュータが内蔵され、タッチスクリーン・インタフェースがついているため、測定値の制御とモニタリングが簡単に行えます。

MT8000A、MT8821CとRTS65を組み合わせて、RF送受信試験機能、擬似基地局機能、測定結果のモニタリング機能などを有する開発環境を構築することにより、LTE、5G NR FR1/FR2端末のOTA測定を効率良く行えます。

MT8000Aについてもっと詳しく

MT8821Cについてもっと詳しく

Bluetest社(Bluetest AB)について

Bluetest社は、ワイヤレス機器や小型アンテナのOTA試験用リバブレーションテストシステム技術のパイオニアであり、マーケットリーダーでもあります。Bluetest社の革新的な技術は、世界大手の携帯電話メーカー、通信事業者、アンテナメーカー、その他のワイヤレスソリューションメーカーに採用されてきました。詳しくはbluetest.seをご覧ください。

用語解説

[※1] ビームフォーミング
複数の素子を持ったアンテナを用いて、場所による電波の強度を動的に制御する技術。これにより電波空間や電力を効率的に利用できる。

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