アンリツが5G NRプロトコルコンフォーマンステストで PTCRB認証最多取得を達成
2020/04/09
アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、当社の5G NR モバイルデバイステストプラットフォーム ME7834NRが5G NRプロトコルコンフォーマンステスト[※1]の認証テスト数において認証最多取得を達成したことをお知らせいたします。
2020年3月11日から14日に開催されたPTCRB[※2]ミーティングにおいて、認証を受けたテスト数が、業界最多となったことが確認されております。
5G NRのプロトコルコンフォーマンステストは3GPP TS 38.523で定義されており、アンリツのテストケースは、FR1(Sub-6GHz帯)およびFR2(ミリ波帯)の複数の周波数帯域で認証されています。また、スタンドアローンモード(SA)[※3]、ノンスタンドアローンモード(NSA)[※4]、およびTDD[※5]、FDD[※6]をカバーするテストが含まれています。
今回の達成により、ME7834NRは業界で最高のテストカバレッジを提供し、チップセットサプライヤー、デバイスメーカーによる開発、およびテストハウスでの認証を加速させます。
ME7834NRは、新しい5Gデバイスおよびサービスの導入を可能にする、業界トップのプロトコルコンフォーマンステストプラットフォームとしての地位を強化し、5G NRサービスの普及に貢献してまいります。
製品概要
5G NR モバイルデバイステストプラットフォーム ME7834NR
ME7834NRは、5G NRにおけるスタンドアローンモード(SA)/ノンスタンドアローンモード(NSA)双方で、3GPP TS 38.523で規定されるプロトコルコンフォーマンス試験、主要通信事業者の受入試験に対応しています。また、GCF(Global Certification Forum)とPTCRBの両方にテストプラットフォーム(TP)251として登録されています。
加えて、5G用に新しく設計したOTAチャンバとRFコンバータを組み合わせることで、5Gで使用されるSub-6GHzおよびミリ波を含む周波数帯域をカバーします。
ME7834NRは、LTE、LTE-Advanced(LTE-A)、LTE-A Pro、およびW-CDMAのプロトコルコンフォーマンス試験と事業者受入試験に対応したME7834LAを元に開発しています。
このテストシステムをすでに導入されているお客さまは実証済みのLTE-A試験環境を活用しながら、スムーズに5G対応システムにアップグレードすることができます。
ME7834NRについてもっと詳しく
用語解説
- [※1] プロトコルコンフォーマンステスト
- 携帯端末と基地局間の通信手順が、標準規格に適合していることを確認するための試験。
- [※2] PTCRB
- PTCRBは、PCS Type Certification Review Boardの略。GCF同様、携帯端末のグローバルな相互接続性を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験の基準を定めている団体。北米で運用されている周波数帯を対象としている。PTCRBにより承認された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。
- [※3] スタンドアローンモード(SA)
- スタンアローンモードは、データ送受信、基地局との制御情報のやりとりの双方に5Gを使う方式。
- [※4] ノンスタンドアローンモード(NSA)
- ノンスタンドアローンモードは、4Gと5Gを合わせて使う方式。主に基地局との制御情報のやりとりは4G、データ送受信に4Gと5Gの両方を使う。
- [※5] TDD
- Time Division Duplex、時分割複信ともいう。送信信号と受信信号を同じ周波数で短い時間間隔で分割し、交互に伝送する方式。
- [※6] FDD
- Frequency Division Duplex、周波数分割複信ともいう。使用する周波数帯域を送信用と受信用に分割し、同時に送受信する方式。