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楽天モバイルが5G NR端末受入試験にアンリツのプロトコルテストプラットフォームを採用

2019/12/25

ME7834NR

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、楽天モバイル株式会社が5G New Radio(5G NR)[※1]受入試験用測定器として、当社の5G NR テストソリューションを採用したことをお知らせいたします。

アンリツは、これまでも楽天モバイル株式会社の4Gデバイス受入試験をサポートしてきました。さらに今回、新たに5G NRデバイスのプロトコル/RF受入試験向けに5G NR Mobile Device Test Platform ME7834NR及びRadio Communication Test Station MT8000Aの提供が決定しました。楽天モバイルは、これらのアンリツのテストソリューションを使用し、5G NR技術を搭載した機器の受入試験(事業者受入試験[※2])を行います。

アンリツは楽天モバイルのパートナーとして、引き続きME7834NR/MT8000Aの機能強化を進め、楽天モバイルの5Gスマートフォン、通信モジュール、チップセットなどの広範なアプリケーションの受入試験に対応してまいります。

アンリツは、今後もME7834NR/MT8000Aの開発に注力し、最新の5G NR通信の早期商用サービス開始に寄与するとともに、5G NR端末の開発コスト削減とサービス品質向上に貢献します。

製品概要

5G NR Mobile Device Test Platform ME7834NR

5G NR Mobile Device Test Platform ME7834NRは、5G NRにおけるスタンドアローンモード/ノンスタンドアローンモード(Standalone mode; SA/Non-Standalone mode; NSA)[※3]双方で、3GPP TS 38.523[※4]で規定されるプロトコルコンフォーマンス試験、主要通信事業者の受入試験に対応していきます。

また、5G用に新しく設計したOTAチャンバ[※5]とRFコンバータを組み合わせることで、5Gで使用されるSub-6GHz[※6]およびミリ波を含む周波数帯域をカバーします。

ME7834NRは、LTE、LTE-Advanced(LTE-A)、LTE-A Pro、および従来のW-CDMAのプロトコルコンフォーマンス試験[※7]と事業者受入試験に対応したME7834LAを元に開発しています。このテストシステムをすでに導入されているお客様は実証済みのLTE-A試験環境を活用しながら、スムーズに5G対応システムにアップグレードすることができます。

ME7834NRについてもっと詳しく

Radio Communication Test Station MT8000A

Radio Communication Test Station MT8000Aは、広帯域信号処理やビームフォーミング[※8]など、5Gシステムで必要とされる最新技術に対応した開発用テストプラットフォームです。疑似基地局として動作し、開発中の5G端末やチップセットの機能や性能を検証できます。1台のMT8000Aで、5Gで使用されるサブ6GHzとミリ波の両方の周波数帯に対応しています。また、チャンバ(電波暗箱)と組み合わせて使用することにより、OTA環境でミリ波信号の品質や通信手順を検証できます。

MT8000Aについてもっと詳しく

用語解説

[※1] 5G New Radio(5G NR)
LTE-Advanced Proまでの4Gに対し、さらに高速大容量、多接続、低遅延を目指した第5世代移動通信システム(5G)独自の新しい無線通信方式という意味を表す。
[※2] 事業者受入試験(Carrier Acceptance Test; CAT)
モバイルネットワーク事業者(キャリア)が自社ネットワークで接続する端末を受け入れる際に、3GPP規格に基づき制定されたキャリア独自の要件や仕様を満たしているかを確認するための試験。
[※3] スタンドアローンモード/ノンスタンドアローンモード
スタンドアローンモード(Standalone mode; SA)は、データ送受信、基地局との制御情報のやりとりの双方に5Gを使う方式。ノンスタンドアローンモード(Non-Standalone mode; NSA)は、4Gと5Gを合わせて使う方式。主に基地局との制御情報のやりとりは4G、データ送受信に5Gを使う。
[※4] 3GPP TS 38.523
5G端末の通信手順に関する要求事項や、試験などを規定した3GPPの規格。
[※5] OTAチャンバ
OTAはOver The Airの略。空間を介して電波の送受信を行い、無線機の性能を測定するため、外来の電波を遮断し、内部では電波の反射を防ぐ構造の暗箱。
[※6] Sub-6GHz
第5世代移動通信システム(5G NR)で定義される周波数帯域6GHz以下から52.6GHzにおいて、6GHz以下の周波数帯を示す。
[※7] プロトコルコンフォーマンス試験(Protocol Conformance Test; PCT)
通信ネットワークでの携帯端末と基地局間の通信手順が、3GPP規格に適合していることを確認するための試験。
[※8] ビームフォーミング
複数の素子を持ったアンテナを用いて、場所による電波の強度を動的に制御する技術。これにより電波空間や電力を効率的に利用できる。

関連リンク

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