InterBEE 2019に出展
2019/11/11
進化する放送の品質を支え続けるアンリツの計測ソリューション
アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、2019年11月13日から11月15日まで幕張メッセにて開催される、InterBEE 2019に出展いたします。
5G/IoT社会を支えるアンリツ(ホール5、小間番号 5105)は、地デジ(ISDB-T)は、地上デジタル放送用送信機器の信号品質評価ソリューションをはじめ、放送の品質向上を支え続けるアンリツの計測ソリューションを実機展示します。今後も、4K/8Kなど多様化する放送サービスの品質確保に向け、お客さまのパートナーとして、これからも新たな計測ソリューションを提供しつづけてまいります。
展示ソリューション
- 地デジ(ISDB-T)の放送開始から16年。保守/監視の評価設備の更新に
地上デジタル放送用送信機器の信号品質評価ソリューションとして、シグナルアナライザ MS2830A、ISDB-T[※1]送信機自動測定ソフトウェアをご紹介します。
- 周波数移行期限2022年11月末。音声STL[※2]/TTL[※3]/TSL[※4]・監視/制御回線等のスプリアス[※5]測定など送信特性評価に
上限周波数26.5/44.5GHzでスプリアス測定に対応し、UHF[※6]帯のISDB-Tの変調解析(MER[※7])にも利用可能な、シグナルアナライザ MS2840Aをご紹介します。
- マイクロ波中継局の登録点検・保守用ハンドヘルドスペクトラムアナライザ
過酷な条件下でのフィールドユースに適した測定機能・視認性・可搬性を有する、スペクトラムマスタ MS2720Tをご紹介します。
- あらゆる無線通信の干渉波探索パートナー
無線通信の障害となる干渉波探索をサポートするリアルタイムスペアナ機能を有する、フィールドマスタ プロ MS2090A(新製品)をご紹介します。
- 電波監視用リモートスペクトラムモニタ
顕在化する電波干渉による通信障害解決に向けた電波監視用スペクトラムアナライザである、リモートスペクトラムモニタ MS27101A/MS27103Aをご紹介します。
- 4K/8K IP映像伝送評価
映像伝送の回線品質、SMPTE ST 2059-2 PTP[※8]およびIPマルチキャスト[※9]評価に対応する、ネットワークマスタ プロ MT1000Aをご紹介します。
- 4K/8Kハイビジョン放送用コンポーネント測定
4K/8Kビデオの放送用伝送装置、ケーブル、コネクタ、コンポーネントの伝送損失や反射特性の評価に対応する、ShockLine™ シリーズ ベクトルネットワークアナライザ MS46524Bをご紹介します。
InterBEE 2019のアンリツブースについてもっと詳しく
用語解説
- [※1] ISDB-T
- Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrialの略。日本の地上デジタル放送の規格。
- [※2] STL
- Studio to Transmitter Linkの略。放送局と送信局を結ぶ固定無線回線。
- [※3] TTL
- Transmitter to Transmitter Linkの略。送信局と送信局の間を結ぶ固定無線回線。
- [※4] TSL
- Transmitter to Studio Linkの略。固定局と放送局を結ぶ固定無線回線。
- [※5] スプリアス
- 設計上、意図されているものとは別の周波数成分。
- [※6] UHF
- Ultra High Frequencyの略。周波数300MHz~3GHz、波長10~100cmの電波。極超短波と呼ばれる。
- [※7] MER
- Modulation Error Ratioの略。変調誤差比。デジタル変調信号の品質の指標。
- [※8] SMPTE ST 2059-2 PTP
- PTP(基準となる時刻情報を持つ機器から、ネットワーク上の各機器へ時刻を分配するためのプロトコル)ではプロファイルと呼ばれる仕組みにより、適用産業領域の特性に合わせたカスタマイズが可能で、放送業界用プロファイルを定めているのがSMPTE ST 2059-2。
- [※9] IPマルチキャスト
- Internet Protocol(IP)で制御されるネットワーク上で、特定の複数受信者へ同じデータを1回で送信する手法。