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400GbE/800GbEの伝送評価をサポートする業界最高116 Gbit/s PAM4エラーディテクタを販売開始

2019/10/28

mp1900a

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、業界最高の116Gbit/sビットエラーレートテスト[※1]をサポートする、PAM4[※2]エラーディテクタ(Error Detector; ED)の販売を開始いたします。

本製品は、アンリツのシグナル クオリティ アナライザ-R MP1900AシリーズPAM4 BERTの最新モジュールで、最高レベルの動作ビットレートと受信感度性能により、業界で唯一となる116Gbit/s PAM4信号のエラーフリー測定を実現しました。すでに商品化されているMP1900AシリーズのPAM4パターン発生器と組み合わせて、より精度の高いPAM4信号のBER測定をサポートいたします。

背景

次世代5Gモバイル通信やクラウド通信サービスの普及により、データ通信トラフィックのさらなる増大が予想されています。それにともない、高速・大容量通信を支えるデータセンタでは、53.125 Gbaud PAM4 x 4レーン方式を用いる400GbE[※3]通信規格や、さらに将来は8レーン化による800GbE[※4]への高速化が検討されています。

4値の振幅レベルで情報を表すPAM4方式では、2値で表すNRZ[※5]方式に対して信号レベル間の差が1/3となるため、信号品質を評価する測定器には従来よりも高感度な入力性能が求められます。また、高速化にともない、プリント板やケーブル・コンポーネントなども含めた伝送路損失による測定結果への影響は無視できないほど大きくなります。

測定対象の真の性能を評価するため、感度や帯域などの基本性能はもちろん、クロックリカバリ[※6]イコライザ[※7]など、損失影響を補償するための機能を高度に統合したソリューションが求められています。

そこでアンリツは、PAM4 BER測定器で業界最高の高感度性能を実現し、クロックリカバリ、イコライザ機能を内蔵したエラーディテクタを開発しました。

開発商品の概要

シグナル クオリティ アナライザ-R MP1900Aは、高度な信号発生と信号性能の解析をサポートし、400Gを超える通信速度に向けた、市場をリードするビットエラーレートテスタです。

新商品のMU196040B PAM4 EDモジュールは、高帯域・高感度入力受信回路を搭載し、入力振幅が小さいTyp. 36 mVの場合でも、100 Gbit/s PAM4入力信号を唯一エラーフリーで測定可能です。さらに、クロックリカバリ、イコライザ機能を内蔵したことにより、トランシーバ入力回路のジッタストレスやISIストレス試験を、シンプルな機器構成で、より高い再現性のもとにサポートします。

MP1900A PAM4 BERT既存商品についてもっと詳しく

対象市場・用途

対象市場
400GbE/800GbE通信機器・デバイスメーカー
用途
400GbE/800GbE通信機器・デバイスのビットエラーレート評価

用語解説

[※1] ビットエラーレートテスト
デジタル信号の誤り率テスト。
[※2] PAM4
PAM(Pulse Amplitude Modulation)は、電圧の振幅(パルスの高さ)を変化させて制御する伝送方式。PAM4では、1タイムスロットの中に4レベルで2ビットの情報を伝達できる。
[※3] 400GbE
IEEEで審議、検討されている通信規格。
[※4] 800GbE
IEEEで審議、検討されている通信規格。
[※5] NRZ
Non-Return-to-Zeroの略。デジタル信号の表現方法の一つ。
[※6] クロックリカバリ
デジタル伝送で用いられる技術の一つで、クロックが重畳されているデータ信号を受信し、クロックだけを抽出する機能。
[※7] イコライザ
伝送信号の周波数特性を最適化するために、データ伝送で使われるシグナルコンディショニング(信号調整)技術の1つ。

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