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5G RFコンフォーマンステストでスプリアス試験のGCF認証を取得

2019/02/28
ME7873NRで5Gモバイルネットワーク商用化促進に貢献

me7873nr

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、当社のNew Radio RFコンフォーマンステストシステム ME7873NRが、5G NRのRFコンフォーマンステスト[※1]において、業界に先駆けて、スプリアス[※2]試験のGCF[※3]認証を取得したことをお知らせいたします。

アンリツは、2019年2月に開催されたGCFのCAG[※4]ミーティングにおいて、ME7873NRの5G NR Sub-6GHz ノンスタンドアローンモード(NSA)[※5]で、日本をはじめ韓国や中国で利用が予定されているバンドの認証取得を開始し、業界で初となるスプリアス試験の承認を取得しました。

ME7873NRは、2019年2月現在、GCF認証最多取得の実績を誇っています。

アンリツは今後、ME7873NRのPTCRB[※6]における認証取得も開始するとともに、スタンドアローンモード(SA)[※7]やミリ波の周波数帯でも認証を取得し、2019年以降、拡大が予定されている5Gモバイルネットワークの商用サービスや、5G対応端末の市場投入の早期実現に貢献していきます。

製品概要

New Radio RFコンフォーマンステストシステム ME7873NRは、3GPP TS38.521/TS38.533[※8]で規定される5G NRのRF試験/RRM試験[※9]に対応する自動試験システムです。5G NRにおけるスタンドアローンモード(SA)/ノンスタンドアローンモード(NSA)双方へ対応します。また、5G用OTA(CATR)チャンバ[※10]と組み合わせることで、Sub-6GHz帯だけでなく、ミリ波を含む5Gで使用される周波数帯域をカバーします。

測定要件に応じてフレキシブルにシステムを構成できます。またLTE、LTE-Advanced(LTE-A)、LTE-A Pro、および従来のW-CDMAのRF試験および事業者受入試験に対応したME7873LAから5G対応システムへのアップグレードが可能であり、お客さまの必要要件に応じたRF試験システムを構築できます。

ME7873NRについてもっと詳しく

用語解説

[※1] RFコンフォーマンステスト
携帯端末の送受信特性、パフォーマンスなどが3GPP規格に適合していることを確認するための試験。
[※2] スプリアス
設計上意図した信号以外の不要な周波数成分。
[※3] GCF
Global Certification Forumの略称。携帯端末のグローバルな相互接続性を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験基準を定めている団体。GCFにより承認された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。
[※4] CAG
Conformance and Interoperability Agreement Groupの略称。携帯電話端末とネットワークとの相互接続試験の仕様や認証プロセスを決定するGCFに加盟している企業グループ。3ヶ月ごとに会合が開かれ、その場で認証の最終決定がなされる。
[※5] ノンスタンドアローンモード(Non-Standalone mode; NSA)
4G回線でC-Plane(Control Plane:制御信号)通信を行い、5G回線でU-Plane(User Plane:ユーザーデータ信号)に特化して通信を行うネットワークで、3GPP Release 15で定義されている通信方式。
[※6] PTCRB
PCS Type Certification Review Boardの略称。GCF同様、携帯端末のグローバルな相互接続性を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験の基準を定めている団体。北米で運用されている周波数帯を対象としている。PTCRBにより認証された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。
[※7] スタンドアローンモード(Standalone mode; SA)
NSAとは異なり、4G回線との相互接続はせず、5G回線のみでU-Plane、C-Planeの両方の通信を行うネットワークで、3GPP Release 15で定義されている通信方式。
[※8] 3GPP TS38.521/TS38.533
3GPPの技術仕様で、5Gデバイスの無線特性試験に関する規格。TS38.521が送受信、TS38.533がRadio Resource Management(RRM)に関する規格。
[※9] RRM試験
RRMはRadio Resource Managementの略。基地局と携帯端末間の無線リソース制御、例えば隣接基地局間のハンドオーバなどが正しく動作しているかを確認するための試験。
[※10] OTA(CATR)チャンバ
OTAはOver the Air、CATRはCompact Antenna Test Rangeの略。空間を介して電波の送受信を行い、無線機の性能を測定するため、外来の電波を遮断し、内部では電波の反射を防ぐ構造の暗箱。3GPPで規定されるCATRに対応している。

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