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GTI Workshopで5G NR端末間接続を実証展示

2019/02/21
最新の5G NRソリューション実証で端末開発を支援

5G NR Mobile Device Test Platform   ME7834NR

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、スペインのバルセロナで2月21日、22日に開催される第24回GTI Workshopにて、当社のラジオ コミュニケーション テストステーション MT8000Aと5G NR モバイルデバイステストプラットフォーム ME7834NRを使用して、5G NRの端末間接続の実証展示を行います。

アンリツは最新の5Gソリューションによる5G NR端末間の接続実証を通じて、5G通信ネットワークの展開に必要不可欠な開発、品質保証ソリューションを紹介します。

GTI(Global TD-LTE Initiative)は、TD-LTEの推進を目的に、2011年2月に設立されたグローバルな事業者団体です。ワークショップでは、世界をリードする通信事業者、ベンダー、関連業種、およびその他のパートナーが参加し、5GとM-IoTの開発における主要な問題と最新の進捗について話し合われます。

アンリツは、本ワークショップへ参加することで測定課題を共有し、2019年以降、拡大が予定されている5Gモバイルネットワークの商用サービスや、5G対応端末の市場投入の早期実現に貢献していきます。

製品概要

5G NR モバイルデバイステストプラットフォーム ME7834NR

ME7834NRは、3GPP TS38.523[※1]で規定されるモバイル機器用プロトコルコンフォーマンステスト(PCT)[※2]SA/NSA[※3]の両モード に対応し、キャリアアクセプタンステスト(CAT)[※4]も実行できるテストプラットフォームです。

ME7834NRはGCF[※5]PTCRB[※6]において、5G NRのプロトコルコンフォーマンステストプラットフォームTP251として登録されており、GCFのCAG57 Meetingで5G NRプロトコルコンフォーマンステストの承認を初めて取得しました。

LTE-Advancedモバイル端末テストプラットフォーム ME7834LAをベースに開発されているため、5G NRに加えて、LTE、LTE-Advanced(LTE-A)、LTE-A Pro、およびW-CDMAをサポートし、既存のテストシステムをお持ちのお客さまは、信頼性の高いLTE-Aテスト環境を維持しながら、5Gをサポートするシステムに簡単にアップグレードできます。

また、アンリツの新しいOTAチャンバ[※7]およびRFコンバータと組み合わせ、5Gで使用されるSub-6GHzおよびミリ波を含む周波数帯域をカバーします。

ME7834NRについてもっと詳しく

ラジオ コミュニケーション テストステーション MT8000A

MT8000Aは、5Gチップセットや端末の開発に必要とされるNSAおよびSAの基地局シミュレーション機能をサポートするとともに、Sub-6GHzにおけるデータ通信を高速化する4x4 MIMO[※8]や、ミリ波の広帯域化を実現する8CC[※9]などの最新技術にも対応しています。

また、2.5Hz帯、3.5GHz帯、4.5GHz帯、28GHz帯、39GHz帯など、初期の5Gサービスで利用される主要な周波数帯をカバーしています。

さらに、プロトコル試験で必要なテストケースの編集、実行、解析を統合的にサポートするRapid Test Designer(RTD)や、様々な試験パラメータの設定が可能なRF測定ソフトウェアなど、操作性に優れたユーザインタフェースで5G NRのチップセットおよび端末開発者に、柔軟で効率的な試験環境を提供します。

MT8000Aについてもっと詳しく

用語解説

[※1] 3GPP TS38.523
3GPPの技術仕様で、5Gデバイスのプロトコルコンフォーマンス試験に関する規格。
[※2] プロトコルコンフォーマンステスト
携帯端末と基地局間の通信手順が、標準規格に適合していることを確認するための試験。
[※3] SA/NSA
SAはスタンドアローン、NSAはノンスタンドアローンのこと。SAは5G単独で通信する方式。NSAは、5G とLTE/LTE-Advancedを組み合わせて通信する方式。
[※4] キャリアアクセプタンステスト
モバイルネットワーク事業者(キャリア)が自社ネットワークで接続する端末を受け入れる際に、3GPP規格に基づき制定されたキャリア独自の要件や仕様を満たしているかを確認するための試験。
[※5] GCF
Global Certification Forumの略称。携帯端末のグローバルな相互接続性を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験基準を定めている団体。GCFにより承認された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。
[※6] PTCRB
PCS Type Certification Review Boardの略称。GCF同様、携帯端末のグローバルな相互接続性を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験の基準を定めている団体。北米で運用されている周波数帯を対象としている。PTCRBにより認証された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。
[※7] OTAチャンバ
OTAはOver The Airの略。空間を介して電波の送受信を行い、無線機の性能を測定するため、外来の電波を遮断し、内部では電波の反射を防ぐ構造の暗箱。
[※8] 4x4 MIMO
MIMO(Multiple Input Multiple Output)は、複数アンテナを使用して同時にデータを送受信し、通信レートを高速化する技術。4x4 MIMOは、送受信で各4本のアンテナを使用する。
[※9] 8CC
CC(Component Carrier)は、キャリアアグリゲーション(CA)という複数の帯域を束ねて通信速度を高速化する技術の、通信周波数帯域の単位。8CCは8つのコンポーネントキャリアを束ねて通信する。

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