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業界初 アンリツのME7873NRが5G RFコンフォーマンステストでGCF認証を取得

2019/01/18
5G NRデバイスのRF性能における相互運用性保証に貢献、早期商用化を支援

ME7873NR 5G NR RFコンフォーマンステストシステム

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、当社のNew Radio RF Conformance Test System ME7873NRが5G NR[※1]RFコンフォーマンステスト[※2]において、業界で初めてGCF[※3]認証を取得したことをお知らせいたします。

固定設置のルーターを用いた5Gサービスは、既に北米で2018年末から開始されていますが、今後、スマートフォンなどによる移動体通信市場においても、先進諸国を中心に2019年以降順次開始されていく予定です。

5G対応のモバイル端末の商用化に際しては、GCFが認証する試験システムで評価する必要があり、コンフォーマンスシステムは、各国の移動通信会社が5Gモバイルネットワークの商用サービスを早期展開していく上で必要不可欠なものとなります。

ME7873NRは、GCFにおいて5G NRのRF/RRMテストプラットフォームTP250として登録されており、2019年1月に開催されたCAGミーティングにおいて、5G NR Sub-6GHz ノンスタンドアローンモード(NSA)[※4]での業界初のGCF認証を取得いたしました。

アンリツは今後も、ME7873NRにおいてスタンドアローンモード(SA)[※5]やミリ波の周波数帯でも認証を取得し、2019年以降、拡大が予定されている5Gモバイルネットワークの商用サービスや、5G対応端末の市場投入の早期実現に貢献していきます。

製品概要

New Radio RF Conformance Test System ME7873NRは、3GPP TS38.521/TS38.533[※6]で規定される5G NRのRF試験/RRM試験[※7]に対応する自動試験システムです。5G NRにおけるスタンドアローンモード(SA)/ノンスタンドアローンモード(NSA)双方へ対応します。また、5G用OTA(CATR)チャンバ[※8]と組み合わせることで、Sub-6GHz帯だけでなく、ミリ波を含む5Gで使用される周波数帯域をカバーします。

測定要件に応じてフレキシブルにシステムを構成できます。またLTE、LTE-Advanced(LTE-A)、LTE-A Pro、および従来のW-CDMAのRF試験および事業者受入試験に対応したME7873LAから5G対応システムへのアップグレードが可能であり、お客さまの必要要件に応じたRF試験システムを構築できます。

ME7873NRについてもっと詳しく

用語解説

[※1] 5G NR
5G New Radio のこと。LTE-Advanced Proまでの4Gに対し、さらに高速大容量、多接続、低遅延を目指した第5世代移動通信システム(5G)独自の新しい無線通信方式という意味を表す。
[※2] RFコンフォーマンステスト
携帯端末の送受信特性、パフォーマンスなどが3GPP規格に適合していることを確認するための試験。
[※3] GCF
Global Certification Forumの略称。携帯端末のグローバルな相互接続性を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験基準を定めている団体。GCFにより承認された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。
[※4] ノンスタンドアローンモード(Non-Standalone mode; NSA)
4G回線でC-Plane(Control Plane:制御信号)通信を行い、5G回線でU-Plane(User Plane:ユーザーデータ信号)に特化して通信を行うネットワークで、3GPP Release 15で定義されている通信方式。
[※5] スタンドアローンモード(Standalone mode; SA)
NSAとは異なり、4G回線との相互接続はせず、5G回線のみでU-Plane、C-Planeの両方の通信を行うネットワークで、3GPP Release 15で定義されている通信方式。
[※6] 3GPP TS38.521/TS38.533
3GPPの技術仕様で、5Gデバイスの無線特性試験に関する規格。TS38.521が送受信、TS38.533がRadio Resource Management(RRM)に関する規格。
[※7] RRM試験
RRMはRadio Resource Managementの略。基地局と携帯端末間の無線リソース制御、例えば隣接基地局間のハンドオーバなどが正しく動作しているかを確認するための試験。
[※8] OTA(CATR)チャンバ
OTAはOver the Air、CATRはCompact Antenna Test Rangeの略。空間を介して電波の送受信を行い、無線機の性能を測定するため、外来の電波を遮断し、内部では電波の反射を防ぐ構造の暗箱。3GPPで規定されるCATRに対応している。

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