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ML8780A/ML8781Aで、NB-IoT/Cat-M1報知情報の復調機能をサポート

2018/09/26

ML8780A

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、LTE基地局の電波到達強度(カバーエリア)の評価用測定器エリアテスタ™ ML8780A/ML8781Aの機能強化を図り、「NB-IoT用BCCH復調ソフトウェアMX878061B」と「Cat.M1用BCCH復調ソフトウェアMX878062B」を開発。9月26日から販売を開始します。

ML8780A/ML8781Aは、携帯電話無線基地局の建設・保守用測定器のプラットフォームです。LTE測定構成のML8780A/ML8781Aに、今回開発したソフトウェアを搭載することにより、LTE基地局から出力されるNB-IoT[※1]Cat-M1[※2]信号に含まれる報知情報(BCCH)[※3]を復調できます。報知情報には、端末と基地局の通信に必要な携帯電話オペレーターの識別情報やCell ID、通信パラメーターに関するさまざまな情報が含まれており、復調された報知情報により基地局の運用状態を確認することができます。

ML8780A/ML8781Aはこの復調機能を有しており、得られた情報は置局や設定変更の検討および保守に活用できるため、良好な通信環境の提供、安定運用に寄与します。

NB-IoT、Cat-M1はLTEベースのIoT方式であり、普及拡大が見込まれています。アンリツは、ML8780A/ML8781Aにより、IoTサービスの接続品質向上に貢献いたします。

開発の背景

国内の携帯電話オペレーター各社は、既存のLTE基地局を活用し、IoTに必要とされる小容量データ伝送に特化したNB-IoTとCat-M1サービスの提供を開始または検討しています。

NB-IoTやCat-M1においてもLTEと同様に、通信品質の安定化や向上を目指し、各基地局のカバーエリア内の電波伝搬特性の評価とともに、基地局の運用状態の確認が必要です。

今後の提供エリアの広がりとともに、測定器のニーズの拡大が見込まれています。

アンリツは、ML8780A/ML8781Aの提供により、LTEネットワークの通信品質向上をサポートしています。そして今回、ML8780A/ML8781Aの測定機能を拡充し、NB-IoTとCat-M1信号の報知情報の復調機能に対応いたしました。

製品概要

ML8780A/ML8781Aは、携帯電話基地局の建設・保守用測定器の共通プラットフォームです。各種通信方式用のハードウェアユニット、ソフトウェアを搭載することにより、基地局サービスエリア内の無線通信品質を評価できます。ML8780A/ML8781Aはハンドヘルド計測器としてバッテリーで動作できるため、測定現場に容易に持ち運べます。

ML8780A/ML8781Aに新開発のMX878061BおよびMX878062Bを搭載することにより、携帯電話基地局から出力されるNB-IoTやCat-M1信号の報知情報を復調することができます。

[ML8780Aについてもっと詳しく]

[ML8781Aについてもっと詳しく]

主な特長

NB-IoTやCat-M1信号の報知情報を復調
復調データは、PCにインストールした専用のデコードツールで確認できます。

確認可能な報知情報

  • NB-IoT(運用モード:In-Band)
    MIB-NB、SIB1-NB~SIB5-NB、SIB14-NB、SIB16-NB
  • Cat-M1
    MIB、SIB1-BR、SIB2~SIB5、SIB14、SIB16
低コストで新機能の使用が可能
すでにML8780A/ML8781Aをお持ちのお客様は、ソフトウェアのインストールのみで新機能を使用できます。既存設備を有効に利用でき、投資額を抑えることができます。

対象市場・用途

対象市場
携帯電話オペレーター、携帯電話基地局メーカー、携帯電話メーカー、通信工事会社
用途
NB-IoTおよびCat-M1信号を出力する携帯電話基地局の保守、置局計画の検討など

用語解説

[※1] NB-IoT
IoT機器向け通信カテゴリー。通信速度100 kbps程度と低速で、使用する周波数帯域は180 kHz幅と非常に狭く、IoTでの利用に適している。
[※2] CAT-M1
IoT機器向け通信カテゴリー。最大通信速度はNB-IoTよりは高速で1 Mbps程度。使用する周波数帯域は1.4 MHz幅に制限され、IoTでの利用に適している。
[※3] 報知情報(BCCH)
携帯電話サービスで、無線基地局が携帯端末に送信する信号。位置登録に必要な基地局の基本情報などが含まれ、端末が通信を開始するために必要となる。BCCHはBroadcast control channelの略である。

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