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韓国KTがアンリツの5G NRプロトコルテストシステムME7834NRを採用

2018/09/21
通信事業者の早期5G商用サービス開始をサポート

5G NR Mobile Device Test Platform   ME7834NR

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、韓国最大の通信事業者であるKTが、アンリツのモバイルデバイステストプラットフォームME7834NRを採用したことをお知らせいたします。KTは、ME7834NRを用いて、5G New Radio(5G NR)[※1]技術を搭載した機器の受入試験(事業者受入試験[※2])を行います。

KTは、5Gサービスの商用展開に向け、受入試験用のテストプラットフォームの導入を検討していました。アンリツは、モバイル通信向けテストソリューションにおいて世界的に実績があり、3Gおよび4Gの通信事業者向け端末受入試験における幅広い製品ポートフォリオを有しています。この取り組みを基盤に、アンリツはKTと協力し、5G NR端末の受入試験をサポートする新プラットフォームとしてME7834NRを開発し、採用されました。

引き続き、アンリツはKTのパートナーとして、ME7834NRの機能強化を進め、KTの5Gスマートフォン、通信モジュール、チップセットなどの広範なアプリケーションの受入試験に対応してまいります。

アンリツは、今後もME7834NRの開発に注力し、最新の5G NR通信の早期商用サービス開始に寄与するとともに、5G NR端末の開発コスト削減とサービス品質向上に貢献します。

製品概要

5G NRモバイルデバイステストプラットフォームME7834NRは、5G NRにおけるスタンドアローンモード/ノンスタンドアローンモード(Standalone mode; SA/Non-Standalone mode; NSA)[※3]双方で、3GPP TS 38.523[※4]で規定されるプロトコル試験、主要通信事業者の受入試験に対応していきます。

また、5G用に新しく設計したOTAチャンバ[※5]とRFコンバータを組み合わせることで、5Gで使用されるSub-6GHz[※6]およびミリ波を含む周波数帯域をカバーします。

ME7834NRは、LTE、LTE-Advanced(LTE-A)、LTE-A Pro、および従来のW-CDMAのプロトコルコンフォーマンス試験[※7]と事業者受入試験に対応したME7834LAを元に開発しています。このテストシステムをすでに導入されているお客様は実証済みのLTE-A試験環境を活用しながら、スムーズに5G対応システムにアップグレードすることができます。

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用語解説

[※1] 5G New Radio(5G NR)
LTE-Advanced Proまでの4Gに対し、さらに高速大容量、多接続、低遅延を目指した第5世代移動通信システム(5G) 独自の新しい無線通信方式という意味を表す。
[※2] 事業者受入試験(Carrier Acceptance Test; CAT)
モバイルネットワーク事業者(キャリア)が自社ネットワークで接続する端末を受け入れる際に、3GPP規格に基づき制定されたキャリア独自の要件や仕様を満たしているかを確認するための試験。
[※3] スタンドアローンモード/ノンスタンドアローンモード
スタンドアローンモード(Standalone mode; SA)は、データ送受信、基地局との制御情報のやりとりの双方に5Gを使う方式。ノンスタンドアローンモード(Non-Standalone mode; NSA)は、4Gと5Gを合わせて使う方式。主に基地局との制御情報のやりとりは4G、データ送受信に5Gを使う。
[※4] 3GPP TS 38.523
5G端末の通信手順に関する要求事項や、試験などを規定した3GPPの規格。
[※5] OTAチャンバ
OTAはOver The Airの略。空間を介して電波の送受信を行い、無線機の性能を測定するため、外来の電波を遮断し、内部では電波の反射を防ぐ構造の暗箱。
[※6] Sub-6GHz
第5世代移動通信システム(5G NR)で定義される周波数帯域6GHz以下から52.6GHzにおいて、6GHz以下の周波数帯を示す。
[※7] プロトコルコンフォーマンス試験(Protocol Conformance Test; PCT)
通信ネットワークでの携帯端末と基地局間の通信手順が、3GPP規格に適合していることを確認するための試験。

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