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IoT向けCat-M1規格のRFコンフォーマンステストケースで、業界初・最多のGCF認証を取得

2017/05/09
規格適合試験システムME7873LAで認証テストケースの提供を開始

LTE-Advanced RF コンフォーマンステストシステム ME7873LA 全景(PCあり)

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、IoT向け通信方式であるCat-M1[※1]規格のRFコンフォーマンステストケース[※2]において、業界で初めてかつ最多となるGCF[※3]認証の取得に成功したことをお知らせいたします。


[認証取得の背景]

Cat-M1は、3GPP リリース13[※4]で定義されているLTE規格で、IoT向けに開発されたLPWA技術[※5]を使用しています。スマートメーター、ホームセキュリティ、貨物等の追跡監視、自動販売機、ヘルスケア機器などさまざまな分野で使用されることが期待されています。

北米の通信会社がすでにサービスを開始しているほか、日本、欧州などの通信会社も2017年中の導入を予定しており、Cat-M1機器の普及が見込まれています。普及における課題は異なるメーカーが開発した機器間の相互接続性でした。

この課題解決のために、GCFは機器ベンダー等に対し、認証したテストケースで規格適合試験を行うことを求めています。

アンリツは、4月25日、26日に開催されたGCFミーティングに、日本、北米、欧州で運用される周波数を対象とした71本のRFコンフォーマンステストケースを提出し、承認をうけて、業界最多となるGCF認証テストケースの提供を開始しました。

GCFではCat-M1機器の認証も行っており、認証開始の条件として、測定器メーカーにRFコンフォーマンステストケースの80%以上で認証を取得することを要求しています。

今回アンリツは、約50%のテストケースで認証を取得いたしました。今後もCat-M1コンフォーマンステストケースのGCF認証取得を進め、Cat-M1機器の早期認証開始と普及に貢献してまいります。


[製品概要]

Cat-M1 RFコンフォーマンステストケースは、アンリツが従来から提供しているLTE-Advanced RFコンフォーマンステストシステムME7873LA 用のソフトウェアです。

ME7873LAに今回開発したテストケースを搭載することにより、Cat-M1機器のRF送受信特性やパフォーマンスが3GPP規格に適合しているどうかを検証できます。


[ この製品をもっと詳しく ]

[※用語解説]

[※1]Cat-M1
無線帯域幅を1.4 MHzに制限することで通信速度を抑制し、間欠受信間隔の拡張やパワーセーブモードにより低消費電力を実現するIoT機器向け通信カテゴリ。最大通信速度 下り1 Mbps。

[※2]RFコンフォーマンステストケース
無線通信機器の送受信特性、パフォーマンスなどが3GPP規格に適合していることを確認するための測定項目。

[※3]GCF
GCF(Global Certification Forum)は、携帯端末のグローバルな相互接続性を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験基準を定めている団体。GCFにより承認された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。

[※4]3GPP リリース13
3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、携帯電話システムの国際標準仕様策定団体。国際標準規格はリリース順にナンバリングされ、リリース13では、Cat-M1とNB-IoTに関する仕様が策定されている。なおNB-IoTは、100kbps程度と低速で、使用する周波数帯域は180kHz幅と非常に狭く、Cat-M1同様IoTでの利用に適している。

[※5]LPWA技術
LPWA(Low Power Wide Area)は、省電力で広域な通信を実現する技術。

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