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BER測定とアイパターン解析を1台で実現するBERTWaveが100Gに対応

2017/02/22
光モジュール・光デバイスの生産コスト削減に貢献

BERTWave MP2110A

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、光モジュール・光デバイスの製造・検査用測定器であるBERTWaveシリーズで100G対応の新製品を開発。 2月22日から販売開始します。

新製品のBERTWave MP2110Aは、データセンターで使用される100 GbE[※1]32G Fibre Channel[※2]InfiniBand EDR[※3]など、各種高速通信規格に対応した光モジュール[※4]光デバイス[※5]BER測定[※6]アイパターン解析[※7]を同時に行える測定器です。

従来BER測定器とサンプリングオシロスコープで行われていた評価が、BERTWave MP2110Aのみで可能となります。2台の測定器を用いた場合に比べて測定時間を約1/3まで短縮することで開発から製造現場までの効率向上に寄与するとともに、高品質な信号出力機能と高感度エラー検出機能が歩留まりの改善に貢献します。

アンリツはBERTWave MP2110Aを開発したことで、光モジュール・光デバイスの生産コスト削減、生産性向上に貢献いたします。


[開発の背景]

定額制の動画サービスやクラウドサービスの普及にともない、データ通信量は増大の一途にあります。このため、データセンターではデータ通信の高速化や設備の増設による処理能力向上に取り組んでおり、100 GbEや32G Fibre Channel、InfiniBand EDRに対応した光モジュール・光デバイスの需要も増えています。

一般に光モジュール・光デバイスの製造・検査では、BER測定とアイパターン解析が必要ですが、これらの測定はBER測定器とサンプリングオシロスコープにより別々に行われていました。

従来からアンリツでは、設備コストを抑制し、測定も効率化するソリューションとして、BER測定とアイパターン解析を1台で、しかも同時に行えるBERTWave MP2100Bを提供しています。

今回、100 Gbit/sまでビットレートを拡張したMP2110Aを開発。100 Gbit/sまでの評価が可能になり、幅広い対象物の測定が可能となりました。


[製品概要]

BERTWave MP2110Aは、BER測定器とサンプリングオシロスコープを一体化した測定器です。28.2 Gbit/sのBER測定器を最大で4チャネルまで拡張でき、100 GbEや32G Fibre Channel、InfiniBand EDRに対応した光モジュール・光デバイスのBER測定とアイパターン解析を同時に行えます。


[ BERTWave MP2110Aについてもっと詳しく]


[主な特長]

■測定時間短縮が可能

BERTWave MP2110Aは、250 ksamples/sのサンプリング速度[※8]を実現しており、アイマスク試験[※9]などのアイパターン解析時間を、従来機に比べ、約1/4に短縮しました。さらに、4チャネルのBER測定と2チャネルのアイパターン解析を同時に行えることから、全体の測定時間を最大で約1/3に短縮できます。

■高精度測定が可能

BERTWave MP2110Aのサンプリングオシロスコープの光インターフェースは、-15 dBm(代表値、SMF)の高感度を実現しています。これにより、スイッチなどで減衰した信号でもアイパターン解析が行えます。また、信号発生器のジッタは600 fs rms(代表値)、EDの感度は25mV(代表値)を実現しています。これらの性能により、正確な評価を行えます。

BERTWave Series Lineup

[対象市場・用途]

対象市場

光モジュール(CFP2、QSFP28、SFP28、Active Optical Cable、Direct Attach Cableなど)・光デバイスの物理層性能評価

用途

光モジュール、光デバイスの製造・検査


[※用語解説]

[※1]100 GbE
100 Gbit/sの高速伝送を可能とするイーサーネット規格。

[※2]32G Fibre Channel
コンピュータ本体と外部記憶装置を接続するのに利用されているデータ伝送方式。

[※3]InfiniBand EDR
InfiniBandは、主にスーパーコンピュータで複数のプロセッサや外部記憶装置間の接続に利用されているデータ伝送方式。

[※4]光モジュール
TOSA/ROSA、VCSELなどの光デバイスをSFPやQSFPなどの送受一体型のトランシーバとして内蔵したもの。

[※5]光デバイス
光信号を電気信号に変換あるいは、電気信号を光信号に変換するデバイス。

[※6]BER測定
BERはBit Error Rateの略。受信されたデジタル・データのビット列の中に含まれる、誤ったビットの比率を測定すること。

[※7]アイパターン解析
周期的な信号波形を加算することでアイパターン波形の解析を行うこと。表示された信号波形が目のように見えることからアイパターンと呼ばれる。波形が同じ位置で重なり合っていれば品質が良いが、波形の位置がずれていた場合は、信号が正しく伝送されていないと判断する。

[※8]サンプリング速度
特定かつ等間隔の時間で信号データを取り込む速度。アイパターン解析をするために必要な技術。

[※9]アイマスク試験
アイパターン解析の一種。アイパターンが、各規格で要求されるマスク(目の部分の開口率)に準拠しているかを確認するための試験。

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