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Bluetoothテスターで、最新規格Bluetooth 5に対応

2017/02/27
2 Mbps LE/Bluetooth Long Range対応IoT機器の評価を実現

Bluetooth テストセット MT8852B

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、MT8852B Bluetoothテストセットの機能を強化し、Bluetooth 5[※1]の 「2 Mbps Low Energy PHY[※2]」(以下2LEと略称)と「Bluetooth Long Range[※3]」(以下BLEと略称)に対応した測定オプションを開発。2月27日から販売いたします。

MT8852Bに、「2LEオプション」と「BLR測定オプション」を搭載することにより、2LE、BLRを搭載した通信機器やSoC[※4]RF特性[※5]を評価できます。また、テストプログラム作成の簡易化や測定の自動化を実現し、お客さまが行っていた試験用ソフトウ ェアの開発工数を約1/10に削減できます。

Bluetooth 5の2LE、BLRは、通信速度の高速化、バッテリの長寿命化、通信範囲の拡大が可能となり、IoTでの利用が検討されています。

アンリツは2LE/BLR測定ソリューションの提供を通じて、Bluetooth 5対応IoT機器の普及に貢献いたします。

本MT8852Bは、2月27日から3月2日まで、スペイン・バルセロナで開催されるMobile World Congress 2017(モバイルワールドコングレス2017)に出展します。


[開発の背景]

Bluetooth 5は、Bluetooth仕様策定団体であるBluetooth SIGが策定した最新規格です。Bluetooth Low Energy (BLE)[※6] の低消費電力性能を維持しながら、通信スピードの高速化、バッテリの長寿命化を実現する2LEと通信範囲の拡大を実現するBLRが仕様化されたことから、スマートホームなどのIoTアプリケーションでの利用が検討され、生産が拡大しています。

これにともない、2LE、BLR対応IoT機器の評価をできるだけ効率よく行える測定器のニーズが高まっていました。

アンリツは、1999年からBluetooth SIGの一員となり、テスト仕様策定に参画し、Bluetoothの各バージョンに対応したMT8852Bを提供しています。この立場を通じて培ってきた技術を基盤に、Bluetooth 5の2LE、BLR対応機器の測定に対応しました。


[製品概要]

MT8852Bは、Bluetooth SIG認証を取得している測定器です。Bluetooth RFテスト仕様で要求されるBasic Rate[※7] Enhanced Data Rate[※8] (EDR)、Bluetooth Low Energy、Bluetooth  Audio[※9]のパワー、周波数、変調精度、受信感度などを高速、かつ容易に測定できます。

MT8852Bに、今回開発した2LEオプションおよびBLR測定オプションを搭載することにより、Bluetooth 5で仕様化されている2LE、BLRに完全準拠した物理層(RF)試験が行えます。

また2LE、BLP対応テストケース[※10]は、テストスクリプト[※11]の一部として動作可能です。これにより、テストプログラムの作成を簡易化できます。さらにMT8852Bは、Bluetoothの標準インターフェース(HCI、2-Wire)を装備しています。このインターフェースを介して2LE/BLR対応機器を直接制御し、自動的に測定できます。これらの機能により、お客さまの試験用ソフトウェアの開発工数を約1/10に軽減できます。


[ MT8852B Bluetooth Test Setについてもっと詳しく ]

[ Bluetooth 5に関するアンリツのソリューションはこちら ]

[ RF測定に関するアンリツのソリューションはこちら ]


[対象市場・用途]

対象市場

Bluetoothチップセットベンダ、モジュールベンダ、完成品ベンダ

用途

Bluetooth 5 2LE/BLR対応機器・デバイスの物理層(RF)試験


[※用語解説]

[※1]Bluetooth 5
Bluetooth SIG(近距離無線規格の「Bluetooth」の仕様を策定する団体)が2016年12月に発表したBluetoothの最新規格。

[※2]2 Mbps Low Energy PHY
Bluetooth 4.2の2倍となる2 Mbpsでの通信を可能とする技術。

[※3]Bluetooth Long Range
Bluetooth 4.2の通信範囲(到達距離)を4倍にする技術。

[※4]SoC
System on a chipの略。ある装置やシステムの動作に必要な機能のすべてを、一つの半導体チップに実装する方式、またはその方式を使って作られたチップのこと。

[※5]RF特性
RFはRadio Frequencyの略称。信号のパワーや変調、受信感度などを指す。

[※6]Bluetooth Low Energy
低消費電力のBluetooth規格。Bluetooth 4.0、4.1、4.2 BLEともいわれる。

[※7]Basic Rate
Bluetoothベースバンド層におけるパケット転送レートの一種。

[※8]Enhanced Data Rate
Bluetooth 2.0から導入され、2 Mbps π/4-DQPSKか3 Mbps 8DPSKを用いてより高速な転送レートを実現できる。

[※9]Bluetooth  Audio
Bluetoothを使用してオーディオ信号を伝送するための規格。

[※10]テストケース
測定の実行条件や入力データ、期待される出力や結果などの組み合わせ。

[※11]テストスクリプト
決められた条件のもとで動作する測定プログラム。

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