業界初 LTEバンド5の RF/RRMコンフォーマンステストケースで80%のGCF認証を取得
2011/11/08
世界最多のGCF認証RF/RRMコンフォーマンステストケース提供を実現
アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、LTEが運用されるFDDバンド5[※1]のRF/RRMコンフォーマンステストケース[※2]において、業界で初めて80%のGCF[※3]認証を取得。GCFが要求しているLTEスマートフォン/携帯端末の認証開始条件を達成したことをお知らせいたします。
LTEサービスで運用されるスマートフォン/携帯端末は、GCFの認証取得が必要となっています。GCFは認証開始の条件として、RF/RRMコンフォーマンステストケースの80%でGCF認証を取得することを計測器メーカーに要求しています。
LTEは世界各国で運用周波数バンドが異なるとともに、上記テストケースは定期的に追加されます。このため、計測器メーカーはGCFに開発した試験結果を申請し、GCFでの承認を受けています。
アンリツは従来からLTE RFコンフォーマンステストシステムME7873Lにおいて、RF/RRMコンフォーマンステストケースを提供しており、すでにFDDバンド1/バンド4/バンド7/バンド13/バンド20[※4]、およびTDDバンド38/バンド40[※5]において、80%のGCF認証を取得しています。
さらに今回、10月に開催されたGCF会議において、新たにバンド5対応のLTE RF/RRMコンフォーマンステストケースでGCF認証を取得したことにより、業界で初めて80%のGCF認証取得を達成しました。また、FDDバンド11[※6]とバンド18[※7]のRFコンフォーマンステストケースにおいても業界で初めて、GCF認証を取得。この結果、日本、欧米で採用されているLTE FDD[※8]方式、中国が推進しているLTE TDD[※9]方式の両方において、世界最多のGCF認証RF/RRMコンフォーマンステストケースを提供できる計測器メーカーとなりました。
[製品概要]
LTE RFコンフォーマンステストシステムME7873L
ME7873Lは、LTE端末のRF送信特性や受信特性、パフォーマンスなどが、3GPP規格に適合していることを確認するためのテストプラットフォームです。
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[ ※用語解説]
[※1] FDDバンド5
FDD 方式のLTEが運用される周波数帯域。バンド5は850MHz帯である。
[※2] RF/RRMコンフォーマンステストケース
RFコンフォーマンステストケースは、携帯端末の送受信特性、パフォーマンスなどが3GPP規格に適合していることを確認するための試験項目。RRMコンフォーマンステストケースは、基地局と携帯端末間の資源(無線回線など)の制御に関する試験項目。
[※3] GCF:Global Certification Forum
携帯端末のグローバルな相互接続性(Interoperability)を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験基準を定めている団体。GCFにより承認された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。
[※4] FDDバンド1/バンド4/バンド7/バンド13/バンド20
FDD方式のLTEが運用される周波数帯域。バンド1は2100MHz帯、バンド4は700MHz/2100MHz帯、バンド7は2600MHz帯、バンド13は700MHz帯、バンド20は800MHz帯である。
[※5] TDDバンド38/バンド40
TDD方式のLTEが運用される周波数帯域。バンド38は2570MHz~2620MHz帯、バンド40は2300MHz~2400MHz帯である。
[※6] FDDバンド11
LTEが運用される1500MHz帯の周波数帯域。
[※7] バンド18
LTEが運用される800MHz帯の周波数帯域。
[※8] LTE FDD
FDDは、Frequency Domain Duplexの略であり、送信と受信を異なる周波数を用いて同時に伝送するLTE方式。
[※9] LTE TDD
TDDは、Time Division Duplexの略であり、送信信号と受信信号を同じ周波数で短い時間間隔で分割し、交互に伝送するLTE方式。