「NGMN Industry Conference & Exhibition2010」にてTD-LTEデモンストレーションを実施
2010/06/02
TD-LTE デバイスとアンリツのLTE eNodeBシミュレータMD8430Aを接続、Streaming Dataのダウンロードデモ
アンリツ株式会社は、6月2日から4日まで中国・上海で開催される「NGMN Industry Conference & Exhibition2010」において、サムスン社のTD-LTEデバイスとの接続デモンストレーションを実施することをお知らせします。
[ NGMN Industry Conference & Exhibition2010 ] (英語サイト)
接続デモンストレーションのお知らせ
TD-LTEはTDD(時分割多重)方式を採用した無線通信システムで、LTE FDDと共に次世代移動通信システムLTE(Long Term Evolution)のひとつとして、3GPP国際標準規格に採用されています。標準規格化もほぼFDD方式を平行して進められており、中国ではTD-SCDMAサービスの次世代サービスとして注目されています。
アンリツはサムスン社のLTEプラットフォーム評価のテストベンダとして以前よりLTE FDDで協力関係を継続していますが、TD-LTE方式においても同様に、初期の検証から共同接続試験を進めており、このたび「NGMN Industry Conference & Exhibition2010」においてサムスン社の協力を得、TD-LTE実演デモを実施することになりました。
サムスン社のTD-LTEデバイスは世界で最も先進的なデバイスのひとつであり、両社間ではすでにフルスタックでの接続試験に成功するなど成果をあげてきています。
NGMN Industry Conference & Exhibition2010では、サムスン社のTD-LTE デバイスとアンリツのLTE eNodeBシミュレータMD8430Aを接続して、Streaming Dataのダウンロードデモなどを実施する予定です。
今後もアンリツはサムスン社とFDD/TDDの両方で協調関係を継続し、LTEサービスの早期普及や品質向上に貢献していきます。