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世界初 5Gミリ波試験用CATR Anechoic Chamberで温度試験に対応

2021/02/04
MA8172Aが特殊な温度環境による試験に対応し、品質向上、試験効率改善に貢献

CATR Anechoic Chamber MA8172A

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、CATR Anechoic Chamber MA8172Aで温度試験に対応するアップグレードオプション Temperature Testing Option MA8172A-010を開発、2月1日から販売開始しました。

本ソリューションにより、業界標準であるCATR Anechoic Chamber[※1]で、これまで実現が困難とされてきた5Gのミリ波環境における端末の温度試験が可能となります。温度試験機能は新規購入の他、購入済みのMA8172Aに対して、お客さまの使用場所にてアップグレードすることも可能です。

5G R&D用途のテスタであるRadio Communication Test Station MT8000Aや5G認証試験用途システムであるNew Radio RF Conformance Test System ME7873NRと併せて使用することで、低温や高温環境下での5Gミリ波端末のRF特性を確認することができるようになり、端末の品質保証、品質向上に貢献いたします。

また、低温、常温、高温での連続試験ができるため、5Gミリ波端末の試験効率化にも繋がり、今後拡大が期待されているミリ波市場での端末普及に大きく貢献いたします。

開発の背景

5Gのミリ波(FR2)は、高速・大容量を実現するために不可欠な技術であり、北米、日本など、先進諸国を中心に、今後本格的なサービス運用が期待されています。これに伴い、ミリ波対応端末の研究開発、認証試験がますます重要視されることが見込まれ、ミリ波対応端末の普及に貢献するため、温度試験に対応するためのオプションを開発しました。

製品概要

CATR Anechoic Chamber MA8172Aは、3GPP規格に準拠したCompact Antenna Test Range(CATR)方式を採用した、5Gのミリ波試験を省スペースで実現可能なチャンバです。温度試験オプションを搭載したCATR Anechoic Chamber MA8172Aと温冷風を供給するエアコン等を使用することで、3GPP規格でExtreme Temperature Conditionとして定められた-10~+55℃の温度試験環境を構築します。

20210204-temperature-testing-option-ma8172a-010

MA8172Aについてもっと詳しく

MT8000Aについてもっと詳しく

ME7873NRについてもっと詳しく

用語解説

[※1] CATR Anechoic Chamber
CATRはCompact Antenna Test Rangeの略であり、疑似的に電波の遠方界を作り出した状態の無響室であることを示している。また遠方界とは、電波の放射元から距離が充分に離れて波動のインピーダンスが自由空間インピーダンスに近付いた領域のことを指しており、5Gミリ波(FR2)のRF測定においては遠方界で試験することが必須要件となっている。

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