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MD8430AでHuawei社のLTE-Advanced Proチップセット の開発をサポート

2018/01/09
Kirin970との共同検証により1.2 Gbpsでのスループット試験に成功

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、Huawei Technologies Co., Ltd.(以下Huawei社)が開発しているLTE-Advanced Pro[※1]チップセットKirin970とシグナリングテスタ MD8430Aによる共同検証を実施。1.2Gbpsの通信速度でKirin970の評価に成功したことをお知らせいたします。

アンリツは従来からHuawei社のパートナーとなり、チップセットや端末開発をサポートしています。
LTE-Advanced Proにおいても、Kirin 970とアンリツのシグナリングテスタ MD8430Aを組み合わせた接続検証を実施し、ダウンリンク[※2]における通信速度1.2 Gbpsで、Kirin970の評価が可能であることを実証しました。Huawei社は引き続きMD8430Aを使用し、Kirin970の商用化を進めていきます。
アンリツは、今後もLTE-Advanced Proサービスの早期普及に寄与する計測ソリューションを提供し、5Gシステムへの移行に貢献いたします。


Huawei Technologies社から

アンリツは、最先端の技術を最も必要とするタイミングで、理想的なテストソリューションを提供しています。アンリツのソリューションは、当社の技術のスピーディな進化に役立ち、LTEデバイス市場において、主導的な立場を維持することに大きく貢献しています。


[背景]

LTE-Advanced Proは、ダウンリンクで1Gbps以上の高速・大容量通信を実現することができる移動通信システムです。5Gシステム(第5世代移動通信システム)へのスムーズな移行につながるシステムであり、世界各国の通信キャリアで導入に向けた取り組みが加速しています。
こうした市場動向を捉え、Huawei社はLTE-Advanced Proに対応したチップセットとして、Kirin 970の開発を進めています。
チップセットの開発では疑似基地局として動作するシミュレータを用いて接続品質を検証することが必要です。
Huawei社は従来からアンリツのシグナリングテスタMD8430Aを採用しており、今回Kirin970の開発においても、1.2Gbpsの速度でデータダウンロードの通信品質の検証に成功しました。


[製品概要]

シグナリングテスタMD8430A/RTDは、LTEをはじめ、各種移動通信規格に対応したチップセットやデータ端末の通信手順やスループット[※3]の検証に必要な擬似ネットワーク環境を構築できる基地局シミュレータです。正常な通信手順での確認に加え、実際の基地局との通信状態では発生させることが困難な状況を作り出し試験できます。
ダウンリンクで2x2/4x4/4x8 MIMO[※4]および256QAM変調[※5]と組み合わせて、3/4/5キャリアアグリゲーション(CA)[※6]が可能であり、1.2Gbpsでの通信試験が行えます。


[用語解説]

[※1] LTE-Advanced Pro
5GシステムにつながるLTE-Advancedの拡張規格。静止/低速移動時で3 Gbps以上、高速移動時で最大1 Gbpsの高速データ通信を実現する。

[※2] ダウンリンク
 基地局から端末へのデータダウンロード。

[※3]スループット
ある一定時間内に処理できるデータ量。実質的な通信速度の意味でも使用される。

[※4] 2x2/4x4/4x8 MIMO
MIMO(Multi Input Multi Output)は、複数の送受信アンテナを使用し、同一周波数軸上でデータを送受信する無線通信技術。通信速度の高速化が可能となることに加え、複数の経路で電波が届くことから障害物が多く存在する環境でも安定した品質で送受信が行える。2x2は送受信で2本ずつ、4x4は4本ずつ、4x8は送信で4本、受信で8本のアンテナを使用する。

[※5] 256QAM変調
デジタル変調方式の一種。位相が直交する2つの波を16段階の振幅で合成することにより、16×16の256通りのシンボルを利用して一度に8ビットの情報を伝送できる。

[※6] 3/4/5キャリアアグリゲーション(CA)
キャリアグリゲーションは、複数のLTEコンポーネントキャリアを同時に使用することで、広い帯域を確保し、通信速度を向上させる技術。3CAは3波、4CAは4波、5CAは5波のLTEコンポーネントキャリアを同時に使用する。

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