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業界初 MT8821Cで LTE-Advanced 6CA の最大スループット試験を実現

2017/08/23
サムスン電子が6CAチップセットの開発用測定器として採用

ラジオ コミュニケーション アナライザ MT8821C

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、Samsung Electronics Co., Ltd.(以下サムスン電子)のLTEチップセットとアンリツのラジオ コミュニケーション アナライザ MT8821Cを使用して接続検証を実施し、LTE-Advanced 6CA[※1]256QAM[※2]を使用した場合の最大スループット[※3]である1.2 Gbpsでの試験に成功したことをお知らせいたします。

サムスン電子はこの結果を受け、LTE-Advanced DL 6CAチップセット開発用測定器として、MT8821Cを採用しました。


[接続検証の背景]

CA(Carrier Aggregation:キャリアアグリゲーション)は、複数のCC(コンポーネントキャリア)を束ねて広帯域を確保し、LTEの通信速度を高速化する技術です。

現在、3CAのLTE-Advancedが日本の携帯電話キャリアなどで運用されていますが、2019年のサービス開始が目標とされている5Gシステム(第5世代移動通信システム)への移行をスムーズに行うため、より多くのCCを束ねてギガビットクラスの通信を可能とするLTE-Advancedの導入が計画されています。

これにともない、サムスン電子は、256QAMの変調/復調方式[※4]によるLTE-Advanced 6CAの開発を進めています。アンリツは従来から同社のLTE/LTE-Advanced端末や、チップセットの開発パートナーとなっており、シグナリングテスタMD8430A/MD8475A、MT8821Cなど各種測定器を採用いただいています。

このたび6CA技術についても、MT8821Cを用いた検証を実施し、業界で初めて最大スループットである1.2 Gbpsでの試験に成功しました。

これによりMT8821Cは、サムスン電子のLSI事業におけるLTE-Advanced 6CAチップセット開発用測定器として採用されました。


[MT8821C製品概要]

MT8821Cは、スマートフォン、タブレット、セルラーIoT/M2Mチップセットなどの開発用測定器です。LTE/LTE-AdvancedからLTE-U/LAA[※5]、3G/2Gシステムまで対応した端末、チップセットのRF送受信試験、スループット試験が行えます。

MT8821Cは、世界各国の携帯端末ベンダやチップセットベンダで採用されているMT8820Cの技術、ノウハウを継承しており、MT8820Cで使用していた試験冶具やソフトウェア資産を活用できます。


[ この製品をもっと詳しく ]

[※用語解説]

[※1]LTE-Advanced 6CA
6つのコンポーネントキャリア(周波数帯)を束ねて最大1.2 Gbpsの通信速度を実現するLTE方式。

[※2]256QAM
QAM(Quadrature Amplitude Modulation)は、デジタル変調方式の一種。256QAMは、位相が直交する2つの波を16段階の振幅で合成することにより、16×16の256通りのシンボルを利用して一度に8ビットの情報を伝送できる。

[※3]スループット
単位時間あたりのデータ転送量のこと。移動通信分野では、基地局と携帯電話端末間でのデータ通信における実質的なデータ転送速度を示す。

[※4]変調/復調方式
無線通信システムでは、情報を電気信号に変換して伝送する。変換した電気信号を電波に乗せるための処理を変調と呼ぶ。復調は、変調状態で送られてきた電波特性(振幅、周波数、位相等)の変化から元の電気信号の変化を取り出し、再現すること。

[※5]LTE-U/LAA
定義LTE-UはLTE-Unlicensed、LAAはLicensed-Assisted Access using LTEの略。いずれも、5 GHz帯や2.4 GHz帯など免許不要の周波数帯を使用してLTE通信を行う方式。

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