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生物多様性保全

生物多様性は、私たちの生活や持続可能な事業活動の基盤です。アンリツグループも、製品の材料となる鉱物資源、製品製造に欠かせないエネルギーや水、土地の利用などにおいて自然の恩恵を受けています。しかし、経済・社会活動による自然資本の毀損が地球規模で進行しています。

 

アンリツグループは、これまで温室効果ガスの排出量やエネルギー消費量の削減、化学物質の適切な管理、廃棄物削減などを通じた生物多様性保全を行ってきました。これに加え、次の取り組みを推進することで、自然を回復軌道に乗せるネイチャーポジティブの実現に貢献します。これらは、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」※1に掲げられた目標との整合を十分に考慮して取り組みます。

 

  • 自然関連課題への戦略的な取り組み
    地域の生物多様性の劣化や森林減少など、自然関連の課題を持続可能な事業活動におけるリスクと捉え、その低減に戦略的に取り組みます。

 

  • 事業上の自然関連リスクと機会への対応
    事業における自然への依存と影響を評価し、リスクと機会を認識した上で設定した目標の達成に取り組みます。

 

  • 気候変動、資源循環との相乗効果のある取り組み
    生物多様性の取り組みと気候変動や資源循環の施策との相乗効果により、成果を高めます。

 

  • ステークホルダーとの対話と協働
    ステークホルダーとの対話と協働を積極的に行い、地域社会を尊重した取り組みを推進します。

 

※1 昆明・モントリオール生物多様性枠組:生物多様性条約に基づき、2022年12月に採択された生物多様性に関する世界目標。

TNFD提言に沿った情報開示

TNFD (Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:自然関連財務情報開示タスクフォース)※2は、2023年9月、事業活動における自然に関する課題を特定、評価、管理して開示する枠組みを提言しました。

アンリツ(株)は、2025年5月にTNFD Adopter※3に登録し、TNFD提言に沿った情報開示を開始しました。今後も開示範囲を拡大していきます。

TNFD提言に沿った情報開示はこちらのページに詳細を掲載しています。

 

※2 TNFD:2021年に国連開発計画(UNDP)等の機関により設立されたタスクフォース。2023年9月、TNFDは、企業や金融機関等が自然関連課題を特定・評価・管理して開示するための提言を公表した。TNFDは企業等の情報開示を通じて、自然に負の影響を与える企業活動や資金の流れを良い影響を与える流れに転換させることが目的

※3 TNFD Adopter:企業が発行するレポート等において、TNFDの開示提言に沿った情報開示を行う意思を表明した企業や組織

取り組み・活動実績

パンフレット「自然の豊かさを未来につなぐアンリツの取り組み」を公開

アンリツ(株)は、事業活動と自然とのつながりについて分かりやすく説明したパンフレットを作成し、公開しています。このパンフレットでは、アンリツの事業活動に生かされている自然の恵みと、生物多様性保全につながる活動について紹介しています。

「自然の豊かさを未来につなぐアンリツの取り組み」のパンフレットはこちらからご覧いただけます。

丹沢大山自然再生への取り組み

アンリツ(株)は、神奈川県厚木市の本社から望める大山の自然と生物多様性の保全、水資源の保護に貢献するために、2022年に丹沢大山自然再生委員会に加盟しました。丹沢大山地域は、1980年代からモミやブナの立ち枯れ、森林の下草の消失など、生態系に大きな異変が起こり始めました。この状況を受けて、NPO、企業、自然環境保全の専門家や行政機関などにより、この委員会が設立されました。

本委員会と丹沢自然保護協会が行っている植樹イベント「コリドー(緑の回廊)を丹沢から」に、アンリツグループ従業員がボランティアとして参加し、これまで600本以上を植樹しました。

Tree Planting Event 2024

大山の植林活動

2026年2月には、厚木市で行われた丹沢大山自然再生活動報告会 公開シンポジウム「生物多様性保全でつながる地域内連携 ~ネイチャーポジティブ時代の里山再生~」のパネル発表・ディスカッションに参加しました。アンリツグループの生物多様性の取り組みを紹介し、参加した学識者や市民らと、地域の生物多様性保全という共通の目的に向けた多角的なアプローチについて意見交換しました。

 

 

地域の風土に適した植栽

厚木地区では、地域の樹木、草木を採用した植栽を行っています。四季折々の高木・低木や地面を覆う地被植物からなる複層林、さまざまな樹形のイロハモミジで自然の森を再現したヤードコートを設けています。このような植栽地は雨水を地下に流す役割も果たし、地下水の枯渇を防いでいます。

東北アンリツ(株)第二工場でも、この土地の気候や土、本来の植生を意識した植栽を行っています。

厚木地区の植栽

厚木地区の植栽

ベニシダ

ベニシダ

ミズヒキ

ミズヒキ

アマドコロ

アマドコロ

FSC®認証紙の使用

アンリツ興産(株)の印刷部門は、2019年度にFSC® CoC認証※を取得しました。カタログや名刺などで認証紙を使用し、森林資源の保全を支える仕組みに貢献しています。

FSC<sup>®</sup>認証

※ FSC® CoC認証:Forest Stewardship Council®(FSC®)は、将来世代のために森を守る、独立した非営利組織です。責任ある森林管理の普及を目指し、責任ある森林管理の規格を定め、国際的な森林認証制度を運営しています。FSC®認証の中でも、林産物の加工・流通プロセスを対象とするのがCoC認証です

以下のお住まいの国をご確認の上、最寄りのイベント、連絡先情報、特別キャンペーンをご覧ください。
Japan