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1310nmチップキャリアタイプ半導体光増幅器の販売を開始

2021/02/01

20210129-aa3t115cy

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、小型光トランシーバに使用される1310nm帯チップキャリアタイプ半導体光増幅器 AA3T115CYを開発しました。2月1日から販売いたします。

今回商品化した半導体光増幅器(SOA[※1])は、光通信・光計測市場向けに長年実績があり高品質を実証した自社製デバイスを使用することで、高信頼性を実現しました。本製品は窒化アルミニウム製小型キャリアに搭載されており、シリコンプラットフォーム等とともに光集積することで小型の光トランシーバ[※2]を構成することができます。

光トランシーバは、光と電気の間で信号を相互に変換するためのデバイスで、近年その使用量が急速に拡大しています。アンリツは長年培った光源技術をもとに開発した製品を広く提供していくことで、光通信の発展に貢献いたします。

開発の背景

飛躍的な成長が続くデータセンターネットワーク、および受動部品で構成された経済的な光アクセス通信網であるPON(Passive Optical Network)システムにおいて、トランシーバモジュールは機器間を繋ぐ重要なコンポーネンツとして広く使用されています。これらのシステムには、さらなる小型化・低コスト化が要求されており、光トランシーバへの光増幅器採用と光学部品の光集積化ニーズが高まっています。

アンリツはこうしたニーズに応えるべく、通信市場で蓄積した光デバイス技術を元に、チップキャリアタイプのSOAを開発しました。

製品概要

SOAチップをAlN(窒化アルミニウム)製小型キャリアにマウントしたチップキャリアタイプの製品で、光集積回路への組込み用に適しています。中心波長1310nmにおいて18dBの高利得、1.5dBの低偏波依存利得(typ.)が得られるうえ、低消費電力設計となっています。

光増幅器についてもっと詳しく

光デバイスについてもっと詳しく

対象市場・用途

対象市場
光通信機器メーカーなど
用途
光トランシーバ

用語解説

[※1] SOA(Semiconductor Optical Amplifier/半導体光増幅器)
半導体レーザの両端に反射防止処理をするなどして共振を抑圧し、外部からの光を増幅するようにした光半導体素子。ファイバ増幅器に比較して小型で消費電力に優れる。偏波依存性が大きい問題があったが、近年では改善されてきたため使用例が急速に増えた。
[※2] 光トランシーバ
光と電気の間で信号を相互に変換するためのデバイスで、パッケージサイズ、伝送速度、光ファイバ、および伝送距離の違いなどにより様々な種類がある。

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