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環境計測事業

執行役員   環境計測カンパニープレジデント   安城 真哉

事業概要と目指す社会

環境計測事業はモビリティの電動化を促進する高性能な電源装置とデータ収集・電力解析ソリューション、ネットワークインフラの強靭化を支援する信頼性の高い情報通信ソリューションを提供しています。これらの事業を通じて、誰もが安全・安心に暮らせる社会の実現を目指しています。

社会課題・顧客課題

地球温暖化による自然災害が私たちの生活を脅かす中、温室効果ガス排出抑制や防災・減災といった多面的な対策が社会全体の課題となっています。具体的には代替エネルギーへの移行を中心とした脱炭素社会の構築や、社会インフラの防災対策をはじめとするレジリエントなまちづくりが急がれています。また、深刻化する人手不足に対応するため、ITを活用した作業の効率化や省人化も重要な課題となっています。

アンリツグループの強み・戦略

環境計測事業は、データ収集・電力解析技術と電力エネルギー制御技術、情報通信技術を活用した革新的なEV・電池開発評価ソリューションの開発と供給を通じて、電動モビリティの性能向上と開発期間の短縮に貢献しています。

アンリツグループの情報通信技術は、信頼性の高い通信ネットワークと社会インフラ設備監視ネットワークの構築を通じて、安全・安心で豊かな社会の実現に貢献しています。今後は防災・減災センサーネットワークの構築など、最先端の通信技術と遠隔監視技術を使った、災害に強いまちづくりにも力を入れていきます。

事例1

電動モビリティの開発効率化と脱炭素社会の実現に貢献

EV・PHVの普及に向けて、バッテリ、インバータ、モータなど主要部品の性能・信頼性評価はますます重要になっています。高砂製作所のハイブリッド電源は、実車がなくても主要部品の複雑な挙動を再現できるため、評価期間を短縮できます。また、発生した電力を再利用する電力回生技術により、電力使用量の抑制にも貢献します。さらにグループ企業であるDEWETRONのデータ収集・解析システムにより、電力や温度、振動、車載通信などを同期計測し、パワートレイン効率やエネルギーフローの解析を支援します。このようなグループの技術によって、私たちは持続可能なモビリティ開発を支えています。

DEWE3-A8

DEWE3-A8

ハイブリッド電源 RZ-X2シリーズ

ハイブリッド電源 RZ-X2シリーズ

事例2

防災・減災センサーネットワークでレジリエントなまちづくりに貢献

日本では国土強靭化政策の下、風水害への対策として河川管理施設の整備が進められています。一方でそれらの施設の監視・管理者が不足しており、効率的な運用が課題となっています。アンリツは情報通信と遠隔監視の技術を活用した分散型遠方監視装置を提供し、河川管理施設のIoT化を推進することで、施設をリモートで常時把握できる環境を実現しています。電源や通信インフラのない現場には、ソーラーパネルによる自立電源やLPWA(Low Power Wide Area)を活用した省電力無線通信ソリューションを、パートナー企業と連携して提供しています。

遠隔監視装置盤とソーラーパネル

遠隔監視装置盤とソーラーパネル

Japan