社会貢献活動

方針
アンリツは事業活動を通じて社会に貢献するとともに、地域の発展に寄与する活動を推進しています。「青少年教育との連携」、「地域社会への貢献」、「環境推進活動」(生物多様性保全)を3本柱とした地域密着型の社会貢献活動を軸に、社員が主体的に参画する活動を継続的に展開しています。
青少年教育との連携
厚木市主催 おもしろ理科教室への参画
子どもたちの科学に対する興味・関心を高めることを目的に厚木市内の企業や大学などが、小学校に出張して理科授業を行う厚木市の事業に参画しています。アンリツは、毎年厚木市教育委員会から依頼を受けて、理科実験を小学校で行っています。厚木市の小学校で4年生を対象に、日々の暮らしの中で、身近に使われている「電池」について講義を行い、実験を行いました。

地域社会への貢献
“フードバンクかながわ”への寄付
新型コロナウイルスの影響により生活に困窮し、支援を必要としている方が増えています。“フードバンクかながわ”は一般家庭から食料提供を受けて生活困窮者へ配布することで、フードロスの削減および生活困窮者への食の支援を行っています。アンリツ労働組合は、相互扶助・社会福祉の観点から“フードバンクかながわ”の活動に賛同し、有志社員と共に協力しました。
有志社員より総額781,700 円のカンパが集まり、“フードバンクかながわ”へ寄付しました。
アンリツサンタ袋の取り組み
クリスマスシーズンに「アンリツサンタ袋」を設置し、社員からくつ下の寄付を募っています。この取り組みは、児童相談所で子ども用のくつ下が不足していることを厚木市から聞いたことをきっかけに2015年より始めました。

2020年度は、靴下284点、手袋11点、マフラー・ネックウォーマー12点、ハンドタオル24点、その他小物9点で合計340点を厚木児童相談所にお渡ししました。

その他の地域貢献の実績
アンリツ株式会社(日本)
- 東北アンリツ株式会社主催、福島県郡山市教育委員会後援「ラジオ製作体験教室」の開催(対象:郡山市の小学生)
- 「厚木市招待少年サッカー大会アンリツ杯」、「アンリツ杯厚木市少年ソフトボール大会」、「アンリツ杯ドッジボール大会」への協賛
- 厚木市尼寺工業団地協議会 ペットボトルキャップの収集への協力
- 地域清掃活動
- アンリツ本社地区 グランドおよび体育館の開放による、他社の親睦レクリエーションや社員教育への協力
Anritsu Company(米国)
寄付活動
- North Texas Food Bank
- YMCA
- Boys & Girls Club
- The Morgan Hill Agriculture Booster Club
- Second Harvest Food Bank
- The Learning & Loving Education Center
- The College of Adaptive Arts
- National MS Society and many other associations
イベントの支援
- The Morgan Hill Freedom Fest
- The Morgan Hill Mushroom Mardi Gras
- The Morgan Hill Friday Night Music Series
地域コミュニティへの参画
- Bike to Work Day(健康増進、二酸化炭素排出量の削減、通勤混雑の緩和などを目的とした自転車通勤)

チャリティ活動
- American Red Cross Blood Drive(献血活動)
- Make a Wish Come True Holiday Toy Drive(地域への子ども向け玩具・衣類の寄付)など

Anritsu EMEA Ltd.(英国)
寄付活動
- Anritsu Giving Christmas Tree(クリスマスシーズンの地域への寄付活動)など
イベントの支援
- フランスのパリ、ルーマニアのブカレストにおける地元のマラソンイベントへの社員の参加など
チャリティ活動
- Macmillan Coffee Morning in Aid of Macmillan nursesなど(ガン患者のための支援活動、有志の社員が手作りのケーキを持ち寄りチャリティとして販売、チャリティ団体Macmillanへ寄付)

環境推進活動(生物多様性保全)
富士山「緑の募金の森」緑化活動
アンリツは、活動参加を呼びかけてくださったリコーリース(株)さまとともに、富士山「緑の募金の森」緑化活動に2006年から取り組んでいます。この活動は、1996年の台風で倒壊した森林を80年計画でよみがえらせるという壮大なプロジェクトの一環で、2000年から実施されています。
2018年度までは、植樹したヒノキの下草狩り(周辺の雑草を除去する)や枝打ち(不要な枝を鋸で切り落とす)作業が中心でしたが、2019年度から保育間伐という新しい作業になりました。保育間伐とは、育成不良のヒノキを伐採し間引くことです。こうすることで残した木々の生長を促し、また地表に光が届くようになるので、多様な植物が繁茂し林地保全につながります。ボランティアの皆さんは、高さ5m以上、直径15cm以上に育ったヒノキをのこぎりで切り倒し、運搬しやすいように枝を落とし、1~2mの丸太に切断していきました。これらの作業は容易ではなく、チームプレイで交代しながら進めました。
