リスクマネジメントの推進

方針
アンリツグループは、リスクを適切に管理することは、企業価値を継続的に高め、社会的責任を果たすために、極めて重要な経営課題であると認識しており、この観点でリスクマネジメント方針を策定しています。
リスクマネジメント方針 |
アンリツグループは、経営に影響を及ぼすリスクを適切に管理することにより、企業価値を維持・増大し、企業の社会的責任を果たし、アンリツグループの持続的発展を図る。
- 経営者はもとより、全従業員がリスク感性を向上させ、全員参加によりリスクマネジメントを推進する。
- 経営者・全従業員は、アンリツグループ企業行動憲章、アンリツグループ行動規範および法令の遵守を統制基盤としてリスクマネジメントを推進する。
- 新規事業進出、商品開発戦略など経営上の戦略的意思決定および業務プロセスに係わるリスクをコントロールし、利益を生み出し、損失を抑制する。
- 緊急事態の発生を可能な限り事前に予測し、その未然防止を図る。また万一緊急事態が発生した場合に損失を最小化し、抑制し、自律的な回復が可能になる状態にまで危機的な状況から速やかに脱却させ、その後の再発を防止する。
|
取り組み
取り組みの詳細は下記PDFからご覧いただけます。
PDFダウンロード
体制
アンリツグループのリスクマネジメントは、取締役会が監督し、グループCEOの統括のもと、当該事項の総括責任者または担当執行役員がリスク管理責任者としてその責務を負うこととしています。そして、アンリツの事業活動に係る主要なリスクを、「ビジネスリスク」「法令違反リスク」「環境リスク」「品質リスク」「輸出入管理リスク」「情報セキュリティリスク」「感染症・災害リスク」の7つのカテゴリーに区分し、当該リスクに係るリスク管理責任者を明確にしています。
リスク管理責任者は、関連部門長などを指揮して当該事項に係るリスクマネジメントを確実に履行し、維持し、改善するほか、所管する各マネジメントシステムに係るシステムの整備・運用および推進活動も実行しています。また、経営戦略会議は、リスク管理責任者にリスク対応策、計画、実施状況、適切性、有効性、改善の結果を報告させて審議するほか、必要に応じて、グループCEOもしくは当該リスク管理責任者が、審議した結果を取締役会に報告しています。
リスクマネジメント推進体制のうち、例えば「法令違反リスク」については、主に次の法令に関連するリスクを洗い出し、年度ごとに活動計画の策定および活動実績のレビューを行い、改善を図っています。
- 主な法令:
- 労働法、下請法、独占禁止法、景品表示法、金融商品取引法、知的財産に関わる法令、会社法、贈収賄防止に関わる法令、現代奴隷法(および人権に関わる法令)など
リスクマネジメント推進体制図
