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2050年カーボンニュートラル実現を宣言し、「Race To Zero」へ参加

2022/12/13

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アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、2050年までに事業活動に伴う温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを目指す宣言をしたことをお知らせします。

これを達成するために2030年をターゲットとする中期目標を引き上げて気候変動イニシアティブ(JCI)に以下の目標を提出し、UNFCCC(国連気候変動枠組条約事務局)のRace To Zero[※1]へ参加しました。

【目標年】2050年
【中期目標】Scope1+2[※2]:2030年までに2021年比で42%削減(従来は、2015年度比で30%削減)
                      Scope3(カテゴリー1、11)[※3]:2030年までに2018年比で30%削減

COP26(第26回気候変動枠組条約締約国会議、2021年開催、英国)で採択されたグラスゴー気候合意により、気候変動に関するパリ協定の長期目標が2℃から1.5℃に事実上強化され、2050年にカーボンニュートラルを目指すことが決定されました。最新のCOP27(2022年開催、エジプト)では2030年までの緩和の野心と実施を向上するための「緩和作業計画」の策定や、ロス&ダメージ(気候変動の悪影響に伴う損失と損害)を支援するための基金の設置が決定されるなど、気候変動対策の重要性・緊急性が一層高まっています。

そこでアンリツは、2030年までの温室効果ガス削減目標を引き上げ、2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを決定しました。

アンリツは気候変動対策において、太陽光による再生可能エネルギーを自家発電し自家消費するAnritsu Climate Change Action PGRE 30[※4]を優先的に取り組むことが重要と考え、本社地区(神奈川県厚木市)に72 kW、東北地区(福島県郡山市)に200 kW、Anritsu Company(米国カリフォルニア州)に1,100 kWの太陽光発電設備を設置しておりますが、本社地区および東北地区への更なる増設を進めています。この取り組みを2030年頃まで推進いたします。さらに2050年までにはグリーン電力証書の購入や、燃料電池等による水素エネルギー活用の検討などを加えることにより、カーボンニュートラルを目指してまいります。

なお、今回のカーボンニュートラル宣言に基づき、現在SBTi[※5]から認定を受けている目標(2℃目標)を「産業革命前と比較して気温上昇を1.5℃に抑える」水準と整合した目標に引き上げ、2022年度内にSBTiへ再申請する予定です。

アンリツは、カーボンニュートラルを達成し、地球環境に深刻な影響をもたらす気候変動に対応した脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

用語解説

[※1] Race To Zero
UNFCCCが2020年6月に発表した国際キャンペーンで、世界中の企業や自治体、投資家、大学などの非政府アクターに、2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指すことを約束し、その達成に向けた行動をすぐに起こすことを呼びかけている。
[※2] Scope1+2
Scope1は、自社の工場・オフィス・車両などから直接排出される温室効果ガス。Scope2は、自社が購入した熱・電力の使用に伴う温室効果ガス。
[※3] Scope3(カテゴリー1、11)
Scope3は、企業活動のサプライチェーンの排出量(Scope 1, 2を除く)。カテゴリー1は、購入した製品・サービス、カテゴリー11は、販売した製品の使用に関わる温室効果ガス。
[※4] Anritsu Climate Change Action PGRE 30
2018年度のアンリツグループの電力使用量を基準に、2030年頃までに再生可能エネルギーの一つである太陽光自家発電比率を約1%から30%程度まで高めていく取り組み。
[※5] SBTi:Science Based Targets initiative
WWF(世界自然保護基金)、CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、WRI(世界資源研究所)、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアチブ。企業に対し、気候変動による世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べ、最大でも2℃未満に抑えるという目標に向けて、科学的知見と整合した削減目標を設定することを働きかけている。(WWFジャパンより)

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