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56Gbaud 超小型差動リニアアンプの販売開始

2021/06/01
56Gbaud PAM4デバイス評価に貢献

20210521-ag5pb6p

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、56Gbaud 差動リニアアンプ[※1]AG5PB6Pを開発しました。6月1日から販売いたします。

AG5PB6Pは、56Gbaud PAM4[※2]差動信号を3Vppまで増幅できる5mm角サイズの超小型差動リニアアンプです。15dBのピーキング調整機能により、ケーブルや伝送線路等により減衰した56Gbaud PAM4信号の波形劣化を補正することができます。また、-12dB~15dBの可変増幅機能を持ち、異なる伝送ルートからの信号レベルを揃えることが可能です。

アンリツは、56Gbaud PAM4信号の差動入出力対応、小型化、高品質波形など、市場からの強い要求に対応することで、ネットワークのさらなる高速化に貢献してまいります。

開発の背景

近年、スマートフォンやクラウドコンピューティングの普及により、通信のデータトラフィックは飛躍的に増大しています。次世代の規格である400GbEの光通信では、変調速度に53GbaudのPAM4変調方式が採用されています。PAM4信号は1シンボルあたり2bitの情報を伝送できるため、PAM4信号を忠実に増幅するリニアアンプが必要となります。

400GbEは今後光通信の規格として主流になると期待されているため、53Gbaud以上の高速信号を増幅できる広帯域な差動リニアアンプがさまざまな場面で必要となります。特に半導体テスターや計測器に使用されるリニアアンプには、小型で波形の補正機能付きの差動リニアアンプが求められます。

このような背景から、アンリツは56Gbaud PAM4のフロントエンドIFの構成が可能な、ピーキング可変増幅機能付き差動リニアアンプAG5PB6Pを開発しました。

製品概要

56Gbaudの高速および高出力(3Vpp差動)データ伝送を1.8W以下の低消費電力で実現しています。

5mm角サイズのQFN小型セラミックパッケージで、入出力インターフェースは差動に対応しています。小型にも関わらず、最大27dBの増幅可変機能と15dBの範囲で調整可能な波形補正機能を備えています。

対象市場

対象市場
半導体テスター、計測器メーカー
用途
高速光デバイス評価、高速多値パルス試験

用語解説

[※1] リニアアンプ
多値信号を駆動するための増幅器。多値変調方式では「0」と「1」の2値だけではなく、その中間の値も忠実に増幅する必要があるため線形性が高められている。
[※2] PAM4
PAMはPulse Amplitude Modulationの略で、振幅変調により伝送容量を向上させる方式。PAM4は4値での振幅変調方式。

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