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世界最高出力のファイバアンプ励起用光源を開発

2018/07/03
650mW光出力LDモジュールの量産を開始

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アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、EDFA[※1]およびFRA[※2]励起用光源[※3]として使用される650mW高出力/低消費電力版1.48μm FP LDモジュール/1.4μm FBG LDモジュールを開発し、7月2日から量産出荷いたします。

今回商品化した光源(LDモジュール)は、ファイバアンプ励起用として世界最高となる650mWの光出力を実現しました。環境性能にも優れ、総消費電力は15.5W以下という低消費電力で使用できます。

映像配信市場向けEDFAや長距離100G/400Gデジタルコヒーレント伝送[※4]用FRAでは、急増しているデータトラフィックへの対応や光ネットワークの長距離化を効率よく行うために、ファイバアンプ励起用LDモジュールのさらなる高出力化、低消費電力化が課題となっています。

アンリツは、新開発のLDモジュールによりこの課題解決に貢献し、長距離ネットワーク伝送のさらなる効率化に貢献いたします。

開発の背景

スマートフォン・タブレットおよびLTE等の4Gの普及、HD(高精細)映像などの高品質なコンテンツの流通、医療を含む多様な情報のデジタル化など、データトラヒック量は増大の一途をたどっています。

また光ファイバ網では、コストメリットの観点から、中継局の数を減らしながらもより長い距離の光伝送を可能にする試みが進展しています。

これにともない、ファイバアンプ励起用LDモジュールのさらなる高出力化、低消費電力化が求められています。

アンリツは以前から光出力500mWまでのLDモジュールを提供していましたが、お客さまからの要求に応えるために、長年蓄積してきた光デバイス開発の技術を基盤に、飽和光出力を改善しつつ消費電力を抑制できるモジュール構造を確立しまた。さらにFBG LDモジュールでは広い光出力範囲において光強度およびスペクトル形状を安定化させる構造も実現し、ファイバアウト光出力650mW、総消費電力15.5W以下のLDモジュールの開発に成功しました。

製品概要

1.48μm FP LDモジュール/1.4μm FBG LDモジュールは、光通信ネットワークには欠かすことができないEDFAおよびFRA用励起用光源です。PDおよびクーラを内蔵した14ピンバタフライパッケージであり、世界最高の光出力650mW、総消費電力15.5Wを実現しています。

FBG LDモジュールはFBG波長1420~1470nmに対応します。

対象市場・用途

対象市場:光ファイバアンプメーカ
用途:EDFAおよびFRA向け励起用光源

用語解説

[※1]EDFA(Erbium Doped Fiber Amplifier)
エルビウム添加ファイバ増幅器。石英ファイバに3価のエルビウムイオン(Er3+)が添加されており、波長が980 nmまたは1,480 nmの光で励起することで、1,550 nm帯の信号光に対して増幅作用を示す。
[※2]FRA(Fiber Raman Amplifier)
ファイバラマン増幅器。誘導ラマン散乱(SRS)を利用した光増幅器であり、励起光波長より約100nm長波長側にある信号光に対して増幅作用を示す。
[※3]励起用光源
EDFAやFRA等の光増幅器内に組込まれ、信号光を励起する目的で使用される光源
[※4]デジタルコヒーレント伝送
コヒーレント光伝送技術とデジタル信号処理技術を組み合わせた高速大容量伝送技術

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