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FPGA設計の楽しさを知るショウタさん

Q. アンリツに入社した理由は?

学生時代の実験や研究を通して、デジタル信号処理やFPGAといった、ハードとソフトを横断する技術分野に面白さを感じたのがきっかけです。製品開発の中で、ハードウェアとソフトウェアの両方に関わりながら技術力を高めていける点に魅力を感じ、アンリツを志望しました。

入社時点では、FPGAエンジニアとしての配属が決まっていたわけではありません。ただ、最先端の通信規格に対応した計測・通信機器を開発し、技術の進化を製品として形にしている点に惹かれました。実際の製品開発に携わりながら基盤技術への理解を深め、エンジニアとしての専門性を高めていけると感じ、入社を決めました。

Q. あらためて、FPGAとはどんなものでしょうか?

インタビューに答えるショウタさん

FPGAは用途に応じて内部の回路構成を書き換えられる、柔軟性の高い半導体デバイスです。そのため、仕様変更や機能追加にも対応しやすいという特長があります。

複数の処理を同時に動かす並列処理を得意としており、低遅延で高速な信号処理が求められる分野で力を発揮します。アンリツの製品では、5Gなどの無線通信に加え、光をはじめとした高速・広帯域な信号をナノ秒単位の精密さで扱う必要があり、FPGAは製品性能を支える重要な役割を担っています。

Q. 入社後、FPGA設計の教育はどのように行いましたか?

技術職向けの教育カリキュラムの中で、FPGA設計を基礎から学ぶことができます。

まず2日間の基礎教育があり、FPGAの一般的な内容を中心に、講義と演習を通して基礎を身につけました。未経験の状態からでも理解しやすく、設計の土台を作ることができたと感じています。さらに一週間程度の実践的な教育も用意されています。実際の設計フローに沿って、設計・実装からシミュレーション、実機検証までを手を動かしながら学び、先輩エンジニアからのフィードバックを受ける機会もありました。その後、2年目からプロジェクトに配属され、OJTを通してFPGA設計に携わるようになりました。比較的規模の小さい回路から担当し、徐々に大きな機能の開発へと関わることで、設計や検証の経験を積んでいきました。

Q. FPGA設計のおもしろさは、どんなところにありますか?

アンリツ製品におけるFPGAは、ハードウェアとソフトウェアの間をつなぐ役割を担っており、製品全体を意識しながら設計することが求められます。ハードウェア構成やソフトウェアの動作も踏まえ、制約条件の中から最適な構成を考えていく点に、この仕事ならではの面白さがあります。

また、開発を進める中では、ハードウェア担当やソフトウェア担当のエンジニアと密にコミュニケーションを取りながら設計を進めていきます。役割分担や仕様の意図を共有しながら議論を重ねることで、異なる専門分野の視点を取り入れ、より目的に即した解決策にたどり着くこともあります。

仕事について語るショウタさん

検証やデバッグに苦労する場面もありますが、課題を解決し、狙いどおりの動作を実現できたときの達成感は大きいです。新しい通信規格への対応といった技術的な挑戦を通して、プロジェクトやその先のお客様に貢献し、技術者としての成長を実感できる点も、この仕事の魅力だと感じています。

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