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情報通信系の製品開発に関わるケンジさん

Q. アンリツに入社した一番の理由は?

大学では電気・電子系を専攻しており、就職ではハードウェア開発を志望していました。ほかの研究室にアンリツの計測器があり、なんとなくアンリツを知ってはいたのですが、会社説明会をきっかけに実際の社内を見学して、働きやすそうな印象だったのが理由です。何人かで話し合いながら開発に取り組んでいる様子から、風通しの良い明るい会社だと感じました。

Q. どのような製品の開発に関わりましたか?

入社後には、帯域制御装置の開発に関わりました。その後、テレメーター(遠隔監視制御装置)、情報閲覧装置を開発し、今はIPアダプタを担当しています。環境計測カンパニーの情報通信系の製品には、すべて関わってきましたね。

IPアダプタは、既存のアナログ機器とIPネットワークの間につなぐだけで、アナログ回線のIP化に対応できる製品です。水道や電気、公共交通網などのインフラ設備には、アナログ通信を利用するものが多く残っていますが、NTTがアナログ専用線を2029年に終了する予定となり、IPアダプタのニーズが高くなっています。

インタビューに答えるケンジさん

今は、IPアダプタのメインCPUの設計に取り組んでいます。LANやUSBなどのインタフェースもがらりと変わるので、回路設計を最初からやり直す必要があります。検討項目は多岐にわたりますが、私はものづくりが好きなので、どうやって作ろうか考えて、仕様や設計を決めていく作業は、自分に向いているのかなと思います。設計した製品の試作品ができ上ってくると、ちゃんと動くかどうか、ドキドキしますけどね。今回のCPU設計でも、試作品がきちんと動くのを確認できたときは、とても達成感がありました。このCPUは他の製品にも展開する計画なので、重要な意味を持っているのです。

Q.ライフワークバランスにおいて、気を付けていることは?

あまりライフワークバランスを意識しているわけではないですが、仕事と私生活のバランスは自然と取れていると思います。開発の仕事は波があるため、忙しい時期はありますが、忙しくないときには休暇を取って、緩急のバランスを取っています。スポーツ観戦が好きで、横浜スタジアムに野球を見に行くこともあります。

Q. アンリツのおもしろさは、どんなところにありますか?

エンジニアとしてひとつの製品とじっくり

アンリツは歴史の長い会社ですが、特に環境計測カンパニーの製品は息の長い製品が多く、いったんご購入いただくと10年以上使用してもらったりします。たまに、こんなに古い製品をまだ使ってもらっていたのか、よく壊れず動いていたな、と驚かされる現場もありますね。自分が設計した製品を長い間使ってもらうことへの責任を感じると共に、保守などを通してお客さまと長く付き合うことになりますし、エンジニアとしてひとつの製品とじっくり付き合っていけるところは、とても良い仕事だなと感じます。

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