X線検査機 HRタイプ 魚骨検出アルゴリズム
魚骨検査に特化した専用アルゴリズムを搭載
魚特有の微細な骨を高感度検出
魚の残骨の除去・検査作業の現状
魚の骨は、主に人手で除去・検査作業が行われていますが、処理時間がかかるとともに肉体的負担が大きく、見落としが発生することがあります。「骨取り」を条件とした切り身などの商品や、フィッシュバーガーや刺身などのように、消費者が骨の入っていないことを期待している商品に骨が混入していた場合には、消費者クレームにつながり、仮に骨が喉に刺さるなどした場合には、稀ながら危険を伴うケースもあります。
従来のX線検査機による残骨検査
魚の骨は密度が低いため、大きな骨以外は従来のX線検査機では透過画像に鮮明に写らず、検出が困難でした。仮に骨の影がうっすらと見えても、検査機による自動検出はできず、透過画像を作業員が1枚1枚見て骨の有無を判断する必要がありました。以下は標準的なX線検査機による、鮭の切り身の透過画像です。
この切り身の右上部と左下部には、元々骨が混入しており、それに加えてテスト用に中央部に骨を乗せています。骨の影がぼんやりと見えていますが、魚肉部分との差が少なく自動検出できているのは、右上部の赤い2つの点の部分のみです。
新型X線HRタイプで魚の残骨を高感度で『自動検出』!
アンリツのX線検査機 HRタイプは、新方式のデュアルエナジーセンサを搭載することで、透過画像の鮮鋭度が向上し、より低密度で薄い骨を鮮明に映し出すことができるようになりました。先の画像とは違い、骨の輪郭がよりはっきりと見えています。
この改善した透過画像に対して、デュアルエナジー技術を適用することで、魚肉の影響を消込んで骨の部分の影響を抽出します。さらに魚骨検出に特化した新開発の検出アルゴリズムにより、魚特有の微細な骨を検出することが可能になります。魚の切り身やフィレに残った厚さ1 mm以下の薄い骨を、高感度に検出します。
その他の検査例
フィレ(スケソウダラ)
刺身
魚種や商品の形態によって検出可能な範囲が異なりますので、詳細については下記からお問い合わせいただくか、サンプルテストをご依頼ください。